株式投資

【日報】株式投資のテクニカル分析

2007年05月22日(Tue)▲ページの先頭へ
【ハイテクの一角に注目集まる】
NYDOW 13542.88 -13.65
NASDAQ 2578.79 +20.34
CME 17570 +10(大証比)
NY円 121.48 +0.36

「ハイテクの一角に注目集まる」

 為替の円安基調やインデックスに絡んだ買いの影響もあり、ソニー、TDKなどが上昇。商船三井が上場来高値を更新した流れから他の海運株のほか、鉄鋼、機械、非鉄といった好業績セクターへも買いが波及した。また25日線レベルまで調整していた新日鉄が終日強い動きをみせていたことも、これらセクターへ資金が向かいやすくなっていたようだ。

 昨日はソニーなどハイテクセクターの上昇が目立ったが、上場企業の今期増益率をけん引するのがハイテク株となっていることもあり、物色対象として注目されている。基本的には海運、機械、鉄鋼、非鉄などの流れが続くとみられるが、昨年からの物色で目新しさもなく、飽きもきている感はある。物色対象がハイテクに集中するようだと指数へのインパクトも高いだけに、手掛けやすいと考えられる。
 日経平均はテクニカル的な反発の範囲内である。均衡表の先行スパン(雲)下限がサポートとして機能する格好から上昇。3/14安値を起点とした緩やかな上昇ボックストレンドの下限に到達していたこともあり、リバウンドを狙うところでもあった。あくまでもボックスレンジの推移であり、どちらかをブレイクするまでは押し目買い、戻り売りスタンスとなる。

 また、商船三井のように高値を更新している銘柄などは問題はないが、25日線レベルからの反転なども多く、持続性を見極める必要はありそうだ。新日鉄、住友鉱山などの切り返しの鈍さが目立つようだと、短期資金の回転売買のシェアが高いだけに、連動して動いていた他の材料株などは一気に資金が逃げる可能性もある。半導体SOX指数は続落となっており半導体セクターは手掛けづらそうだが、ナスダックの続伸と為替の円安傾向を背景にソニー、TDK、京セラあたりの動きに注目か。

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2007年05月21日(Mon)▲ページの先頭へ
【新興市場、上海市場の警戒心が後退すればリバウンド】
NYDOW 13556.53 +79.81
NASDAQ 2558.45 +19.07
CME 17500 +100(大証比)
NY円 121.12 -0.13

「新興市場、上海市場の警戒心が後退すればリバウンド」

 週末のNY市場の上昇を受けてシカゴ225先物はボックス中心(17500)レベルに上げていることもあり、リバウンドスタートが期待されよう。ただし、これまでの動きからNY株高を好感する動きも限定的となる可能性はあるため、積極的には参加しづらい状況。また、新興市場の中小型株への見切売りが続いており、投資家の押し目買い意欲は後退している。そうなるとボックス中心レンジ(17500を中心に上下300程度)での膠着が続く可能性はある。

 決算発表がピークを通過し、今週のメガバンクでほぼ一巡することになる。TOPIXは先週末に直近安値水準まで下げており、テクニカル的にはリバウンドをみせたいところであるため、決算後のメガバンクに多少の期待は集まることになろう。また、決算通過でオーバーシュートしていた銘柄には徐々に見直す動きも出てくる可能性はある。

 ただし、基本的には鉄鋼、造船、機械、商社、海運といった先駆株次第とみている。先駆株がこのまま低迷してしまうと物色の柱がなくなるため、新日鉄あたりが25日線レベルからのリバウンドなどをみせれば景色は変わろう。また、親会社による子会社の完全子会社化の動きが相次いでおり、グループ保有、低PBR銘柄などにはM&Aの思惑が強まることになろう。

 NY市場が上昇を見せているとは言え、これまで好材料への反応は限定的であったこと、週末の引け味の悪さから心理的には下が警戒される。また、利上げ実施を受けた上海市場の動向も見極める必要はありそうだ。新興市場、上海市場の警戒心が後退するようだと、リバウンドの動きが強まるとみている。

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2007年05月18日(Fri)▲ページの先頭へ
【短期的な売買が中心、動きの良いものに資金集中】
NYDOW 13476.72 -10.81
NASDAQ 2539.38 -8.04
CME 17555 +25(大証比)
NY円 121.25 +0.44

「短期的な売買が中心、動きの良いものに資金集中」

 昨日の日経平均は小幅下落。米国市場の大幅高などが好感されたが限定的であり、一時17656.07円まで上げ幅を広げたがその後は膠着感を強めた。今期見通しが評価されたソニーが買い先行となったが、寄り付きがほぼ高値と冴えない。海運、造船、鉄鋼など好業績セクターもリバウンドをみせたが、戻りの鈍さが次第に嫌気される格好。決算を好感してストップ高をつけている銘柄もあるが、前場段階で高値をつけているものが多く、中小型株への見切売りの流れも続いている状況であり積極的には手掛けづらい。個別で材料が出ている銘柄や値動きのある銘柄に資金が集中する程度であり、全体としては消極的なムードである。

 市場参加者が積極的になれない状況である。資金の逃げ足も速いため、一旦見切売りが出ると低位株なども中小型株並みの下げをみせるものも少ない。限られた参加者の中であるため、動きのいい銘柄に資金が集中する流れである。また、新興市場を取り巻く環境は不透明感がくすぶっている状況であるため、個人投資家のセンチメントは低下しており、やはり東証1部で海運、鉄鋼、造船あたりが堅調に推移してくる必要がありそう。新日鉄あたりが高値を取りに行く動きを強めてこないと相場全体の押し目買い意欲だけではなく、先高期待も失ってしまいそうである。NY市場の下げから上値は買いづらいが、原油高を背景にエネルギー関連は強い動きをみせると考えられ、指数的には膠着となりそう。また決算発表が400社強控えていること、週末要因もあり、本日も短期的な売買が中心となろう。

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2007年05月17日(Thu)▲ページの先頭へ
【買いづらいが需給の偏りやすさから上を意識も】
NYDOW 13487.53 +103.69
NASDAQ 2547.42 +22.13
CME 17675 +115(大証比)
NY円 120.81 +0.58

「買いづらいが需給の偏りやすさから上を意識も」

 NY市場の上昇はバフェット氏など著名投資家の保有が伝えられたJ&J、P&Gなどが上昇している影響である。まずはNY市場の上昇を好感してシカゴ先物にサヤ寄せしたとしても更に上値を追う動きは期待しづらい。J&J、P&Gなどの流れとなると花王、資生堂、ユニチャームといったヘルスケア辺りには思惑的な買いが向かう可能性はありそう。

 また、ソニーのADRは円換算で東証終値比較288円高となっており、昨日の日立同様、本日の動向が注目されよう。前回、新日鉄などが上げ一服となり調整している時に、日立などが再編機運の高まりを背景に相場をリードしていたことがあった。先駆している鉄鋼、非鉄あたりが一服する間、日立、ソニーなどの幕間つなぎ的な役割に期待。そのほか米スティールによるブルドックへのTOB報道などファンド保有銘柄などへの思惑も高まりそう。

 なお、1-3月GDPが注目されているが、市場コンセンサスは前期比プラス0.7%、年率プラス2.7%と観測されている。GDPの下振れを警戒する声も聞かれるが、これを嫌気するようであれば、既に先日の機械受注の時にでも大きく下げていたであろう。GDPについてはそれ程気にしないほうがよいと考えている

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2007年05月16日(Wed)▲ページの先頭へ
【決算ピーク通過、個別でテクニカルリバウンド狙いか】
NYDOW 13383.84 +37.06
NASDAQ 2525.29 -21.15
CME 17535 -15(大証比)
NY円 120.23 -0.17

「決算ピーク通過、個別でテクニカルリバウンド狙いか」

 昨日の日経平均は14日の米国市場の膠着や、決算ピーク、3月の機械受注が市場コンセンサスを大きく下回ったことから売りが先行した。結局、週明けに17500円を中心とした上下300円程度のボックス上限を捉えていたものの、再び中心レンジでの推移となっている。鉄鋼、海運、非鉄など好業績を手掛かりに先駆していた銘柄へは利益確定の流れが強まり、動きの鈍い材料株などへは見切売りが強まった。決算を発表した銘柄への個別物色が中心となっているが、全体相場が弱いだけにプラス材料に対する反応はそれ程強くない。決算が評価された銘柄の上昇率が2-3%程度とすると、悪材料視された銘柄は5-10%と下げるものも少なくない。

 昨日の下げの場面では先駆していた銘柄は押し目買いのチャンスだったのかもしれないが、前日の段階で押し目待ちとしていた参加者もマインドは低下していたとみられる。材料株なども積極的に参加する向きは限定的であるほか、中小型株などは見切売りが続いている状況である。ただ、決算発表がピークを通過したことで、徐々に見直す動きが出てくる可能性はあるとみられる。また、基本的には鉄鋼、非鉄、機械などの先駆株が中心と考えられるが、過熱感もあっただけに再度高値レベルを捉えてこないと参加しづらそうである。また、TOPIXの下振れが警戒されてきている状況でもあるため、心理的には先駆株に付きにくく、出遅れ銘柄や売り込まれていた銘柄のテクニカルリバウンド狙いといったところになりそう。主力処が膠着をみせるようだと、大きく売り込まれている新興市場の中小型株などには、リバウンド狙いの短期資金が集中する可能性もありそうだ

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2007年05月15日(Tue)▲ページの先頭へ
【決算ピーク、内容見極め個別に資金集中も】
NYDOW 13346.78 +20.56
NASDAQ 2546.44 -15.78
CME 17690 -20(大証比)
NY円 120.40 +0.18

「決算ピーク、内容見極め個別に資金集中も」

 先週末にボックス中心レンジに失速していた日経平均は再び上限を捉えてきている。ただ、レンジを上放れるには手掛かり難であるほか、本格化している決算発表を見極めたいとする様子見ムードもあり、ボックス範囲内での膠着が続いている。決算発表が本格化する中、個別では業績内容に敏感に反応する展開であり、好決算を発表した銘柄が大きく上昇する半面、保守的な見通しを出す企業への売り圧力が強いなど明暗がハッキリしている。本日は500社を上回る決算発表が予定されているが、決算内容を見極めたいとする様子見ムードが強まる可能性はありそうだ。ただ、決算内容がポジティブに評価される銘柄へは一気に短期資金が集中することになろう。注目はゼネコンと非鉄、機械セクターの中で動きの鈍い銘柄といったところか。

 非鉄、鉄鋼など先駆している銘柄の高値警戒感が強まっている状況であり、2番手、3番手狙いの意味では、低迷している他の非鉄、機械辺りはアク抜け感から修正の動きが出てくる可能性はあるとみている。また、内需出遅れといったところではゼネコンに注目。そのほか、材料株の一角も決算通過で動意付く銘柄が出てくる可能性はある。また、基本的には非鉄、鉄鋼など好業績セクターへの物色となるが、昨日リバウンドをみせていたトヨタなど自動車や電力株などのリバウンド継続も注目されよう

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2007年05月14日(Mon)▲ページの先頭へ
【これまで同様、好業績セクターの主力処が物色の中心】
NYDOW 13326.22 +111.09
NASDAQ 2562.22 +28.48
CME 17725 +185(大証比)
NY円 120.22 +0.39

「これまで同様、好業績セクターの主力処が物色の中心」

 シカゴ先物にサヤ寄せしたとしても、先週末の下落分を回復する程度となるため、振り出しに戻った格好である。今週は決算発表がピークを迎えるが、保守的な計画を発表した企業はストップ安に張り付く状況まで売り込まれてしまう現状であり、結果を見極めたいとする流れは強まる。そのため、ボックスレンジ内での相場展開が続く可能性はありそうだ。ちなみに、週明け14日はおよそ270社、15日500社、116日80社、17日150社、18日は425社程度が予定されている。

 鉄鋼、非鉄といった大型株への資金シフトが強まっていた反動もあったが、これらが急騰を続ける一方、大型連休前の全体の下落基調によって2極化が進み、投資家心理は過熱警戒感を強めていただけに、週末の急落によって市場心理が悪化したと見る向きは限定的と考えられる。

 反対に、日経平均が大幅安となる中で、住友重機、住友鉱山などが利食いを吸収して切り返しをみせていることから、あらためて好業績セクターへの買い気を強めることになり、これまで同様、鉄鋼、非鉄、商社、海運、造船、不動産といった好業績セクターの主力処が物色の中心となりそうである。

 TOPIXは結局、一目均衡表の雲を割り込んでしまっている。これが再び上限を捉えることが出来れば、内需系の出遅れ銘柄などへ物色の範囲が広がる可能性はある。しかし、雲の中で推移するような展開となってしまうと、先駆している主力処に向かい易い。先駆株は過熱感があり、一旦値を下げると利食いが加速して急落するリスクはあるが、下げが限定的であるとあっさり切り返しをみせているため、短期資金も流入しやすいと考えられる。反対に同じセクターでも2番手、3番手銘柄への波及はそこそこであり、出遅れ銘柄は出遅れたままである

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2007年05月11日(Fri)▲ページの先頭へ
【上海株見極め、25日線レベルが支持線となれば押し目買いも】
NYDOW 13215.13 -147.74
NASDAQ 2533.74 -42.60
CME 17530 -240(大証比)
NY円 119.83 -0.22

「上海株見極め、25日線レベルが支持線となれば押し目買いも」

 日経平均、TOPIXともに直近戻り高値を捉えてきたが、NY市場の大幅下落を受けてシカゴ先物も大きく下げているため、結果的にボックス上限レベルに抑えられる格好となりそうだ。また、米アルコアやエクソンなど資源・エネルギー関連なども下げているため、ここ相場を主導していた非鉄、鉄鋼などには利益確定の動きが強まる可能性はありそうだ。ただ、本格的なリバウンド相場入りとみるにはボックス上限となる抵抗線レベルを確実に突破してくるかを見極める必要はあるとの見方から積極的にポジションを取っている向きはないと考えられる。反対にシカゴ先物にサヤ寄せするようだと25日線レベルが意識されるため、このラインが支持線として機能するようだと押し目買い意欲が強まる可能性はあろう。また、先駆株が利食いに押される一方で押し目買い意欲が後退しなければ、内需出遅れセクターなどを探る動きも出てきそうである。

 そのほか、ゴールドマン・サックスでは中国株式市場の調整の可能性を警告したと伝えられている。連日最高値を更新している上海株指数がどのような反応を見せるか注目されよう。全体としては決算発表がピークとなる中、発表を受けて値動きが荒くなっており、先回り的な動きから次第に決算発表通過を待ってからのスタンスに変わる中、週末要因と上海株の動向、これを受けた今晩の米国市場の動きも気掛かりとなり、手控えムードが相当強まってくる可能性はありそうだ。短期回転売買中心となろう。

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2007年05月07日(Mon)▲ページの先頭へ
【まずはボックス上限突破を見極めたいところ】
NYDOW 13264.62 +23.24
NASDAQ 2572.15 +6.69
CME 17615 +175(大証比)
NY円 120.16 +0.41

「まずはボックス上限突破を見極めたいところ」

 連休中の米国市場が連日堅調な展開となったこともあり、連休明けの日本株市場もさすがに連動することになろう。ヤフーとマイクロソフトのニュースなどはソフトバンクなど個人投資家の保有比率が多いとされるIT関連への物色を強める可能性がありそうだ。ただし、これに追随するとしてもこれまで同様、日経平均は17400円-17500円レベルを中心とした上下200円程度のボックス内での押し目買い、戻り売りとなり、ボックスを上抜けた段階で強気スタンスとなりそうだ。週末には5月のオプションSQが控えており、欧州系証券の売買にも注目が集まり、先物主導で振らされる局面も想定しておく必要はあろう。また、決算発表も今週は約900社程度(10日の約250社、11日の約320社など)が控えている。全体としては決算を見極めたいとする流れが強まり、ボックス範囲内での模様眺めムードが高まる可能性はありそうだ。まずはボックス上限突破を見極めたいところ。

 そのほか、中国は5/7まで労働節(メーデー)で休場となっているほか、7日は英国が休場となる。そのため海外資金の流入は期待しにくいといえよう。さらに、中国のメーデー明け後の動向も注目されており、インデックス買いで上昇したとしても積極的には手掛けづらそうである。ただ、日経平均は17400円レベルに位置する雲を突破することによって、遅行スパンは下方転換を拒否させることになり、テクニカル的には先高期待は徐々に高まりそうだ

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2007年05月01日(Tue)▲ページの先頭へ
【瞬間的には大きな動きをみせる可能性も】
NYDOW 13062.91 -58.03
NASDAQ 2525.09 -32.12
CME 17315 -95(大証比)
NY円 119.38 -0.12

「瞬間的には大きな動きをみせる可能性も」

 決算発表が本格化しているほか、大型連休の谷間となるため、全体的には膠着感の強い相場展開とみられる。また、中国は5 / 1から5 / 7にかけて労働節(メーデー)で休場となるほか、ドイツなどヨーロッパ各国が休場となるため、海外資金の流入は期待しにくいといえよう。米国市場の影響を受けやすくなるほか、物色としては新興市場の株価が10万-20万円程度で1株単位の銘柄、超低位銘柄などの短期的な値幅取り狙いの動きとなりそう。

 また、1日に三角合併が解禁となる。外国企業によるTOBが積極化するといった動きは直ぐにはないとみられるが、これに備える形で業界内での再編の動きが活発化する可能性はあるとみている。ただ、これを材料にした動きは大型連休明けとなろう。

 決算発表が本格化しているが、東証の決算短信の見直しによって、営業利益の実績・予想などの詳細も掲載されているため、決算内容により敏感に反応しやすくなっている。短期的な資金が中心となることから好決算銘柄へは資金が集中することが考えられえる。ただ、機関投資家などは決算が一巡するまでは積極的に動かないと考えられるため、短期的となると、業績内容よりも需給面で振らされる可能性はありそう。今週は、2日間で60社程度が予定されているが、来週は約900社程度(10日の約250社、11日の約320社など)が控えている。

 2004年以降、大型連休後に5月安値を形成しており、投資家心理としては手控えムードが強い。日経平均は17500円を中心としたボックスを形成しているが、4月SQ値17658.72円)を下回っている状況が続いている。過去の推移でもSQ値を下回っている状況では調整局面にある。連休明け後の週末には5月のオプションSQが控えており、クレディ・スイスなど欧州系証券の売買にも注目が集まり、先物主導で振らされる局面も想定しておく必要はあろう。なお、連休谷間であることから積極的には手掛けづらい状況であるが、ディーラーなどは意外と休暇を取っていないように窺える。早め早めのトレードとなろうが、瞬間的には大きな動きをみせる可能性はありそうだ。

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2007年04月26日(Thu)▲ページの先頭へ
【結局はボックス相場継続】
NYDOW 13089.89 +135.95
NASDAQ 2547.89 +23.35
CME 17495 +215(大証比)
NY円 118.67 +0.13

「結局はボックス相場継続」

 日経平均は昨晩のNYダウの13000ドル乗せ、シカゴの大幅上昇などを受けてリバウンドをみせよう。しかし、短期上昇トレンドは下限を割り込んだため、買い一巡後は基調の弱いTOPIXにサヤ寄せしてしまう可能性はありそうだ。また、昨日の下げで下振れが警戒されていたが、シカゴにサヤ寄せすると再び均衡表の雲上限を突破する。結局のところは17500円を中心レンジとした上下200-300円程度のボックスが続いている状況であり、積極的にトレンドを取りに行く向きは限定的であろう。なお、先物市場では225、TOPIXともにクレディ・スイスの売りが目立っていた。同社が買い越しとなれば寄り後一段高、売り越しとなればじりじりと値を下げそうだ。この流れは前場半ばまでには方向性が決まりそう。

 なお、イベントとしては本日の終値でTOPIXの流動性調整見直しが行われるた、大引けにかけては超短期筋の思惑的な動きがありそうだ。また、決算発表が本格化する中、手掛かり材料難もあってか決算が好感される銘柄などは終日強含みで推移する傾向がある。決算銘柄をピンポイントで狙うのも一考であろう。 ただ、決算発表が予定されているのは本日が130社程度、明日は200社を超えるため、絞りづらい。そのほか、参加者が限定的であるため物色対象に広がりがみられる可能性は低い。リバウンドをみせたとしてもインデックス主導となると考えられる。そのため、国際優良株など主力処の値幅取りなども妙味がありそうだ

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2007年04月25日(Wed)▲ページの先頭へ
【短期筋の資金中心でフットワークが要求される】
NYDOW 12953.94 +34.54
NASDAQ 2524.54 +0.87
CME 17450 ±0(大証比)
NY円 118.54 -0.04

「短期筋の資金中心でフットワークが要求される」

 メインプレーヤーが不在であるほか、決算本格化、大型連休を控えていることによる様子見ムードなどから、上げ下げが急すぎる状況である。そのため、昨日のソフトバンクのように終日強含みの銘柄は稀であり、朝方に投げさせられた銘柄も少なくないであろう。それだけ短期筋の資金が集中であるため、昨日のKDDIのような(イレギュラーな発表もあったが)決算内容を手掛かりにした動きも瞬間的に激しくなる可能性もあり、フットワークが要求されそうだ。

 米国市場ではUSスチールの決算が発表されたが、予想を下回ったほか見通しも嫌気され下落している。そのため、週末に決算を控えている鉄鋼株への影響が注目される。そのほか、26日の終値でTOPIX流動性調整係数見直しが行われる。
流動性調整から外れる銘柄へはインデックスファンドによる買い需要が期待される、短期的な先回り資金は、今日明日辺りに思惑的な動きをみせそうだ。
 テクニカル的には日経平均は25日線の攻防となっているほか、均衡表の雲上も回復している。3/5安値を起点とした上昇ボックストレンドの下限レベルでの攻防も続いており、形状に変化はみられない。ただ、ボリンジャーバンドは急速に収束をみせてきており、煮詰まり感が台頭してきている。3/5起点のトレンドを維持するとなると、上放れが期待される。ただし、TOPIXは雲下限が抵抗線として意識されており、全体を現すTOPIXが弱いとなると、下振れが警戒される。そのため、ダマシとなる可能性はありそうだが、いずれにせよ煮詰まり感が台頭している状況であるため、大きく水準訂正する時は近づいている。

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2007年04月24日(Tue)▲ページの先頭へ
【売りを仕掛けやすい状況、短期的にはショートカバー狙いも】
NYDOW 12919.40 -42.58
NASDAQ 2523.67 -2.72
CME 17450 -30(大証比)
NY円 118.58 -0.15

「売りを仕掛けやすい状況、短期的にはショートカバー狙いも」

 昨日の日経平均は小幅上昇。海外市場の上昇を受けて買い先行で始まったが、その後は本格化する決算発表を前に様子見ムードが強まり、次第に膠着感を強めている。後場に入ると昼のバスケットがやや売り込め優勢との見方などもあり次第に上げ幅を縮める中、HOYAが決算発表後に下げ幅を広げたことも嫌気され利食いの動きが強まっている。先物市場では前場の高安水準を下にブレイクしたことから仕掛け的な売りも出ていたようである。

 規模別株価指数も大型、中型、小型株指数ともにマイナスになっている。特に新興市場の中小型株への見切売りが続いている影響もあり、中型、小型株指数の下げが目立っている。個人投資家の参加比率の高いソフトバンクも売りが優勢となったほか、みずほFGなど銀行株の一角も下げに転じている。

 ソフトバンクやみずほFGなどの動きをみても、個人投資家のマインド低下が現れているように感じられる。押し目買い意欲は後退し、見切売りを強めている。信用の買い方も追加担保を入れるというよりはクローズが優勢とみられる。一部週刊誌で「新興市場に気をつけろ!」との特集記事なども嫌気されていたようだ。
 先物市場では欧州系の一方向の大口売買に振らされるほか、前場高安をどちらかにブレイクすると走りやすい傾向にある。相場全体を反映した商品であり、流動性も備えているため、マネーゲーム的な資金も多く流入していると考えられる。外部環境、現物主導という流れというよりは、先物に振らされる展開がしばらく続きそうだ。
 ただし、新興市場の見切り優勢、ソフトバンク、みずほFGなどの下げをみても、買い方の整理が進捗している状況である。需給悪化を強めている下げというよりも、改善に向かっている下げであるため、オーバーシュート気味の売りに翻弄されないことであろう。昨日、決算後に値を下げていたHOYAだが、市場コンセンサスをやや下回っ
たことから売られたようだ。しかし、市場予想との乖離は想定されていたことであ
り、リバウンドをみせられるかが注目される。また、ザラバの決算予定ではJSR、FTECなどが予定されている。売りを仕掛けやすい状況であり、コンセンサス範囲内で下押すようなら押し目買いの好機となる可能性もありそう。需給はショートに傾きやすく、短期的にはショートカバー狙いも有効であろう。引け後には、エルピーダ、キヤノン、KDDI、ファナック、大証、ヤフーなどが予定されている。そのほか、原油価格の上昇、貴金属市況の上昇を背景に、資源関連への物色がみられそう。また、TOPIX流動化調整を26日終値で控えており、流動性調整から外れ、インデックスファンドからの買い需要が期待できる銘柄への先回り的な動きもみられそうだ。

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2007年04月23日(Mon)▲ページの先頭へ
【上海株高なら一段高も、短期的な値幅取り中心か】
●オープニングコメント

NYDOW 12961.98 +153.35
NASDAQ 2526.39 +21.04
CME 17625 +215(大証比)
NY円 118.73 +0.30

「上海株高なら一段高も、短期的な値幅取り中心か」

 今週は、主力ハイテク株のほか、新日鉄など鉄鋼各社や三菱重、川崎重、三井不など昨年後半からのリード役であったセクターの決算が控えている。このところ調整基調にある新日鉄が見直されるようだと、海運、不動産、鉄鋼、造船などへの物色が再び強まることになろう。反対にポジション整理が強まると、連鎖的に幅広い銘柄の調整につながることも考えられる。ただし、週末に経済指標の発表が集中しているほか、鉄鋼各社などのリード役であった銘柄の決算も週末となるため、決算期待が高まったとしても短期的な値幅取りの流れが中心となりそうである。

 なお、テクニカル的には日経平均は均衡表の雲上限がサポートとして機能するかが注目されるが、週初については雲を放れることから3/5安値を起点とした上昇ボックストレンドを維持しそうである。このまま雲を上に放れ、トレンドを維持するかが注目される。また、TOPIXは雲下限に上値を抑えられている状況であるため、これを上抜けないと本格的なリバウンドは期待しづらい。まずはTOPIXの直近戻り高値および雲上限が位置する1740-1750ポイント突破を見極めたいところ。

 そのほか、今週はTOPIXの浮動株比率と調整係数の見直しが行われる。4/27からTOPIXに適用されるため連動資産のリバランス需要発生日は4/26終値ベースとなるため、買いインパクト、売りインパクト銘柄には短期的に先回り資金が向かいそう

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2007年04月19日(Thu)▲ページの先頭へ
【海運、鉄鋼、不動産、造船などが再びリードする相場に?】
NYDOW 12803.84 +30.80
NASDAQ 2510.50 -6.45
CME 17630 -30(大証比)
NY円 118.48 -0.45

「海運、鉄鋼、不動産、造船などが再びリードする相場に?」

 昨日の日経平均は小幅上昇で始まった後、不動産、海運、鉄鋼株の強い動きにけん引され、一時17700円を回復する場面をみせている。一方、ソフトバンクのほか、東京エレクトロンといった半導体関連が冴えない値動きとなり、上値を抑える格好となった。昨日は久しぶりに鉄鋼株、不動産株、海運株といった昨年からのリード役であったセクターが動意付いていた。本来であれば個人投資家の参加しやすい物色対象であるため、マーケットの地合いも明るさがみえてくる。しかし、東証2部指数や、新興3市場の低迷をみると、これらに積極的に参加しているというより、ポジション整理の流れが中心となっているようである。今しばらく需給整理の流れは続きそうではあるが、押し目買いをどんどん増やしている状況ではないため、確実に需給整理は進捗していると考えられる。昨日のように先駆株が引き続き強含みで推移するようであれば投資家心理も徐々に改善されよう。

 また、半導体関連の一角が冴えなかったが、外資系による格下げが伝わっていた影響もあったようである。米国ではIBMは下げているが、インテルは10%以上の上昇をみせており、一旦はショートカバーの動きが出てくる可能性はありそうだ。ただ、明日に北米地域の半導体製造装置BBレシオの発表を控えているため、積極的なオーバーナイトポジションは取れない状況である。

 そのほか、1740p辺りの均衡表の雲に上値を抑えられているTOPIXがこれを突破できれば、同時に3月の戻り高値レベルを超えることになる。そうなれば市場のムードは好転し、下げの続いている新興市場もリバウンド体勢に入ってくると考えられる。決算を見極めたいとする手控えムードは強いが、TOPIXの出直り次第では、業績懸念などを織り込む動きを強め、オーバーシュート気味に売り込まれていた銘柄などを見直す動きも期待される。強いものにつく、といった戦略を続け、TOPIXの抵抗線突破を待ちたいところ。 

 昨日の流れが続くと想定して、商船三井、川崎汽船の上場来高値更新で海運株は目先的には達成感が出易く、新日鉄の動きをみると本格的なリバウンドにはしばらく時間が必要とみられる。不動産という手もあるが、同様に昨年後半からリード役の一角となっていた造船あたりは狙い目かと思われるが。

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2007年04月16日(Mon)▲ページの先頭へ
【リバウンドスタート後のハイテク株に注目】
NYDOW 12612.13 +59.17
NASDAQ 2491.94 +11.62
CME 17545 +145(大証比)
NY円 119.41 +0.29

「リバウンドスタート後のハイテク株に注目」

 週末の米国市場が上昇していること、G7通過によるイベントリスク後退、為替市場での円安傾向により、リバウンドからのスタートが期待されるため、均衡表の雲をあっさり上回ることになろう。市場の出来高は依然として膨らまず、先週末のようにこれといった手掛かりがないままに下げる反面、上げる過程も早そうである。しかし、米国ではインテル、モトローラ、AMDなどの主力処の決算発表が本格化するほか、経済指標の発表が相次ぎ、米国市場の動向を横目で睨みながらの相場展開を余儀なくされるため、積極的なポジションは取りづらそうである。決算や経済指標の内容次第では、あっさり雲を割り込む可能性はある。

 目先的には25日線レベルを試しに行く展開が警戒されるが、17300-17400円レベルがここ半年間の売買高の膨れているところであり、同水準を割り込むとなると、先行きの需給不安は強まりやすくなろう。リバウンド後に雲上限がサポート、若しくは、累計出来高の多い17300-17400円レベルがサポートになるかがポイントである。また、物色としては指標性のある新日鉄が800円割れ、ソフトバンクも調整ムードを強めてきているため、個人投資家のマインド低下が警戒されている。先週末の流れを引き継ぎ、ソニーを中心とした電機・ハイテク株へのシフトにつながることができるかが、今後の上昇の鍵を握りそうである。 有機EL関連物色が広がりをみせるかも注目したいところ

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2007年04月13日(Fri)▲ページの先頭へ
【流れ的には新日鉄を中心とした先駆銘柄だが、ハイテクに注目】
NYDOW 12552.96 +68.34
NASDAQ 2480.32 +21.01
CME 17630 +110(大証比)
NY円 119.12 -0.24

「流れ的には新日鉄を中心とした先駆銘柄だが、ハイテクに注目」
 
 NY市場の上昇や、これを受けたシカゴ先物の上昇に、オプションSQ通過によるイベントリスクの一つが消えることで昨日の下げのリバウンドを狙った動きが期待される。ただ、基本的にはG7を前に手掛けづらい状況であるほか、決算発表を見極めたいとする手控えムードもある。そのため物色は鉄鋼を中心とした環境をテーマとしたものや、個別材料株での短期値幅取りにとどまりそうだ。また、G7後の為替の円安修正を見越して、内需系にシフトする可能性もありそう。

 そのほか、一過性で終わった感のあるハイテクセクターも注目したい。ハイテク企業には意外と機関投資家の注目度が高いとの声が聞かれているほか、半導体市況などは今後上向くとの見方もあり、来期業績への変化率などを手掛かりにしているようである。また、業界再編の遅れが目立っていることも、先行きの再編加速を期待させる状況のようである。さらにソニーの有機ELを使った次世代大型テレビの量産にメド、東芝の半導体に1兆円投資、などの報道も手掛かり材料になろう。ADR市場でもソニーなどは強い動きをみせているため、G7、週末要因などから手掛けづらいものの、資金が向かう可能性はある。流れ的には新日鉄を中心とした先駆銘柄への値幅取りではあろうが、ハイテクの動きには注意しておきたいところである。

 なお、日経平均はテクニカル的には均衡表の雲がサポートとして意識され、下ヒゲをつける形で下げ渋りをみせているため、これまでの基調には変化はない。ただし、2月末に次いで、若干だが再びアイランドリバーサル(離れ小島 4/9-4/11)の形になっており、心理的には弱気に傾きやすくなっている

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2007年04月12日(Thu)▲ページの先頭へ
【ポジションはショート、底堅さ確認なら上に仕掛けも】
NYDOW 12484.62 -89.23
NASDAQ 2459.31 -18.3
CME 17640 -60(大証比)
NY円 119.36 +0.35

「ポジションはショート、底堅さ確認なら上に仕掛けも」

 機械受注が下振れとなり機械株の一角には影響を与えていたが、全体としてはそれ程嫌気した流れとはならなかったようにみられる。ただ、あそこまで下振れしなければ、先物主導で上に仕掛ける動きがあったかもしれない。国内外の決算発表や週末のオプションSQを控えていることもあり、全体的には膠着感の強い相場展開が続きそうである。NY市場は下落しているとは言え、下に仕掛ける動きも限定的とみられるため、引き続き手掛けづらい状況となりそうだ。先物市場での出来高が膨らまないほか、東証1部の売買高も20億株割れが続いているため、朝方に仕掛け的な動きがみられたとしても大きく傾かない限り、その反動も限定的となりそうだ。

 ただ、外部要因などを含めた警戒感からポジションはロングに傾きづらい状況である。そのため、現在の膠着相場からどちらかというとショートに傾いているとも考えられ、海外株安を受けて売りが先行した場合には、売り一巡後に底堅さが意識されるようだと上に仕掛ける動きもありそう。また、直近IPOも、短期資金はすかさず次の銘柄を探る動きを強めており、物色意欲は後退していない状況である。ここ半年間の価格帯別売買高をみても、一番多い水準は17400円レベルであり、次に17200円、そして17500円レベルである。そのため、3/26の直近戻り高値を上回っている状況下では、需給不安もそれ程ないと考えられる。強いものに付くといった短期スタンスのほか、中長期的には押し目買いスタンスが続こう。

 なお、100万円に乗せたKDDIは指数インパクトが大きいため、強い動きをみせ
るようだと先物市場への影響にもつながることから、株価推移には注目である。有
機ELテレビの年内量産が伝えられたソニーの動向や、環境関連などの動きも注目
したいところ。

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2007年04月10日(Tue)▲ページの先頭へ
【利食い一巡後のハイテク、環境関連の持続性に注目】
NYDOW 12569.14 +8.94
NASDAQ 2469.18 -2.16
CME 17740 -20(大証比)
NY円 119.29 +0.04

「利食い一巡後のハイテク、環境関連の持続性に注目」

 昨日の日経平均は大幅上昇となり、17700円を回復した。米雇用統計を背景に、連休明け後の米国市場の上昇期待から先回り的な資金が入った格好。国際優良株やハイテク株への物色が強まったほか、原発など環境関連銘柄への物色が強まり、これが全体を押し上げる格好から高値レベルで取引を終えている。ただ、売買代金は2.2兆円と膨らまず、海外資金流入が減る中で先回り資金が指数を押し上げたようだ。

 とは言え日経平均は一目均衡表の先行スパン(雲)上限を捉え、遅行スパンは上方転換シグナルを発生させている。基調の弱さが目立つTOPIXも遅行スパンは上方転換シグナルを発生させる可能性があるほか、雲上限は1740p辺りに下がるため、3/12、3/26の直近戻り高値レベルを捉えてくるようだと、雲上限を突破することが可能となる。

 ただ、米国市場は四半期業績シーズンに入るため手控えムードが強く、ダウは続伸するもののナスダックは小反落。まず米国市場が高いこと想定している状況であったため、寄付きまでの短期勝負とは言え、ある程度ポジションはロングに傾いていたとみられ、寄付き直後から利益確定の動きが強まる可能性はある。売り一巡後に底堅い動きをみせるようなら、改めて押し目買いスタンスとなりそうだ。

 セクターではハイテク、環境関連の持続性が注目されよう。なお、今回の都知事選を受けて、7月の参院選に対する警戒感は薄れている。そのため、政治的リスクが後退しているため、機関投資家による押し目買いスタンスは強まる可能性はある。先駆していた銘柄へは利食いの動きが強まろうが、出遅れている銘柄へは押し目買いの流れが強まる可能性もありそうだ。なお、週末にオプションSQを控えているため、先物市場での動きも日々スタンスが変わるとみられる。昨日の上昇がそのまま引き継がれるとみるのは禁物である

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2007年04月09日(Mon)▲ページの先頭へ
【米国市場の開始を見る前に先回り的な動きが強まる可能性】
NYDOW   休場
NASDAQ
CME
NY円 119.25 +0.49

「米国市場の開始を見る前に先回り的な動きが強まる可能性」
 
 短期的な売買との観点では連動性の高い国際優良株、ハイテク株といったところに妙味がありそう。今週から米国市場では決算発表が本格化するため、オーバーナイトポジションは取りづらい面もある。ただ、米国市場ではダウが世界同時株安時の下げを吸収しつつあり、ナスダックは急落で空けたマド下限まで回復してきている。原油相場はイランの英兵解放で落ち着いていることからも、引き続き米国市場が強い動きをみせる可能性はあると考えられる。

 テクニカル面では引き続き一目均衡表が注目されるが、17400-17500円レベルで推移していると、10日、11日には自然体で雲上限を突破することになる。遅行スパンも上方転換シグナルを発生させる可能性が高く、再び下方転換シグナルを出すには3月の世界同時株安の水準まで下がらないと転換しない状況。米国次第の面はあるが、まずは強含みの展開を想定したい

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2007年04月06日(Fri)▲ページの先頭へ
【リバランスながらハイテクに行きやすい地合いに】
NYDOW 12560.20 +30.15
NASDAQ 2471.34 +12.65
CME 17560 +30(大証比)
NY円 118.76 +0.10

「リバランスながらハイテクに行きやすい地合いに」

 昨日の日経平均は前日に300円を超える上昇となっていた反動もあり、利益確定の動きが優勢となった。先物市場でも仕掛け的な動きが限定的であり、225先物の売買高は8万枚、TOPIX先物も商いは細っており、3万5000枚割れは3月12日以来となっている。チャート形状では前日に突破した均衡表の先行スパン(雲)下限やボリンジャーバンドのプラス1σが支持線として意識される格好。

 新日鉄が後場に入り下げ幅を広げたほか、不動産、電力など、先駆していたセクターが弱く、一方、日立が年初来高値を更新するなどハイテク株やノンバンク株に強い動きがみられており、リバランス中心の商いとみられる。資金が逃げる訳でも流入している状況ではないため、指数自体は膠着となっているようである。
 NY市場は強い動きを続けているが、週末要因に加えて米雇用統計を控えていることや、NY市場のほか欧州なども休場となるため海外資金の流入は期待しづらく、参加者は限定的となる可能性はある。また、国内外の機関投資家の動きが出ても、昨日同様、リバランス中心と考えられる。そのため、逆に言えば仕掛けやすい状況となることから、先物市場の動向には注視したいところ。また、後場半ばにはポジション調整の動きが中心となることが考えられるため、前場に大きく動きが出た逆張りスタンスも一考であろう。

 なお、NY市場では来週から決算発表が本格化するため、これに対する期待感は高い。また、NYダウは世界同時株安の急落部分を吸収しつつあるほか、ナスダックは急落で空けたマド下限まで回復してきている。連休明け後のNY市場の上昇期待が高まるようだと、連動性の高い国際優良株やハイテク株への注目度は高まりそうであり、先駆銘柄の戻り売り、ハイテクなど出遅れ銘柄の押し目買いといったところか。新日鉄の設備投資増額が伝えられているが、調整基調が強まっている状況であるため、戻りの鈍さが意識されてくるようだと大引けにかけて値を消してしまう可能性はありそう。

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2007年04月03日(Tue)▲ページの先頭へ
【先物での仕掛け的な大口売買に左右させられそう】
NYDOW 12382.30 +27.95
NASDAQ 2422.26 +0.62
CME 17145 +115(大証比)
NY円 117.86 +0.31

「先物での仕掛け的な大口売買に左右させられそう」
 2日のNY市場は上昇。ダウは27.95ドル高の12382.30、ナスダックは0.62ポイント高の2422.26で取引を終了した。3月ISM製造業景気指数が2月の50.9%と予想を下回ったことが嫌気されて下げに転じる場面もみられたが、大型買収が相次いで発表されたことなどが好感され、引けにかけて上昇する展開。セクター別では公益事業や自動車・自動車部品が上昇する一方で、銀行や各種金融が軟調。シカゴ225先物清算値は大証比115円高の17145円。ADRの日本株はブリヂストン、日立、松下、シャープ、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、HOYA、キヤノンなど対東証比較(1ドル117.84円換算)で全般堅調。

 昨日の日経平均は大幅下落となり、一時17000円を割り込んでいる。寄付き前に発表された日銀短観は、ほぼコンセンサス通りであったこと、名実共に新年度相場入りとなったこともあってか、幅広い銘柄に買いが向かう格好となった。しかし、新日鉄が調整色を強めたことで他の鉄鋼株は軒並み冴えないなど、主力処以外は徐々に値を消す展開となっている。後場に入ると先物市場での断続的な売りの影響からインデックス売りが出ており、日経平均は支持線として意識されていた一目均衡表の先行スパン(雲)下限や、25日線を割り込んでいる。

 インド株式相場の下げが嫌気されたとの見方もあったが、一方で上海株が上昇していたことをみると、日銀短観を手掛かりに朝方にポジションが買いに傾いていた反動とみられる。新年度相場入りであったため、ゼロからのスタートとなることからも、買いから入りやすかったと考えられる。先物主導によるインデックス売りの影響が大きかったが、ポジションが再びゼロに戻ったとみられ、需給が急速に悪化したとみるのはまだ早そうである。ただ、今回の下げによって手控えムードは高まってしまったため、押し目買いスタンスといっても積極的ではなく、打診的な買いにとどまりそうである。新日鉄の調整は予想されたことであったが、次の中核として期待されていた日立なども下げてしまうと物色の柱が定まらず、心理的にも弱気に傾きやすい。個別に材料が出ている銘柄など、材料株物色は続いているため地合いがすぐさま悪化するわけではないが、主力銘柄で柱が存在しないと厳しい。後場一段安の反動からリバウンドスタートとなろうが、上値の重さが意識される中で再び17000円を割り込むようだと、仕掛け的な売りが出やすい。反面、17000円割れでは買いが入るといった底堅さが確認されるようだと、25日線が位置する17200円レベルまでのリバウンドは早そうだ。先物市場の売買高は高水準であり、仕掛け的な大口売買に左右させられそうだ]

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2007年04月02日(Mon)▲ページの先頭へ
【内需関連、ディフェンシブ銘柄中心に安全志向を強めそう】
NYDOW 12354.35 +5.60
NASDAQ 2421.64 +3.76
CME 17270 -40(大証比)
NY円 117.55 -0.49

「内需関連、ディフェンシブ銘柄中心に安全志向を強めそう」

 いよいよ名実ともに新年度相場入りとなる。ただ、月間騰落ではパフォーマンスの悪い月であるため、先行きに対して慎重姿勢が強まっているようである。日銀短観(企業短期経済観測調査)の内容やイベント通過により買い意欲が強まる可能性はある。コンセンサスでは大企業・製造業でプラス24と前回12月調査比マイナス1p悪化、同・非製造業ではプラス23と、同プラス1pとなる。07年度の設備投資計画については、弱めのスタートとみられているが、世界同時株安の影響などから企業マインドが低下する可能性もあるため、予想を下回る可能性はありそう。そのため、物色としては内需関連、ディフェンシブ銘柄中心に安全志向を強めることが考えられる。

 また、指標銘柄として注目されている新日鉄は目先調整が続きそうだが、これに次ぐ中核として日立の動向も引き続き注目されそうだ。バリュエーション面、テクニカル面でも買われ過ぎと言われている同社が底堅い動きをみせられれば、全体市場のムード好転につながることになる。ただし、日立なども低迷してしまうと物色の柱が定まらず、個別材料株への短期的な値幅取りにとどまってしまいそうだ。
またテクニカル的には日経平均は一目均衡表の雲下限がサポートとして意識されている。しかし、この雲下限が上昇傾向にあるため、これをサポート出来ずに割り込んでしまうと、市場心理的には2番底を探るといった弱気ムードに傾きやすいとみられる。そのほか、先週末に乱高下していた直近IPOを中心とした中小型株だが、年度末によるポジションクローズの影響もあったため、急落していた銘柄などには再び短期資金が向かう可能性もありそうだ

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2007年03月29日(Thu)▲ページの先頭へ
【指数は下振れ警戒も、中核銘柄次第でショートカバーに】
NYDOW 12300.36 -96.93
NASDAQ 2417.10 -20.33
CME 17140 -110(大証比)
NY円 116.90 -0.93

「指数は下振れ警戒も、中核銘柄次第でショートカバーに」

 昨日の日経平均は前場についてはプラスサイドでの底堅い値動きをみせていたが、後場に入ると3/12の直近戻り高値が支持線として機能しなかった辺りから下げ幅を広げた。上海株式が下落(最終的には8日続伸)していたほか、為替市場で円高にシフトしていたことも嫌気された。国際優良株などは下げ幅を広げ、新日鉄への利食いの動きが一段と強まったため、他の鉄鋼株へも利食いの流れが波及しており、日経平均は一時200円を超える下げをみせた。一方、東証1部銘柄が調整色を強める中、短期資金は直近IPOなどの値幅取り狙いへ向かい、マザーズ指数、ヘラクレス指数が上昇したほか、JASDAQ平均も下落ながら率としては日経平均、TOPIXと比べ小幅である。

 日経平均の下振れが警戒され、指標銘柄である新日鉄も調整となったこともあり、短期値幅取り資金は新興市場へシフトしている。新日鉄の調整=他の鉄鋼株、材料株の下落、につながってしまうため、これを嫌気した格好である。日経平均が再度25日線や均衡表の雲上限を突破してこないと押し目買い意欲も強まらず、新興市場での短期値幅取りを狙った中小型株物色は続きそうである。ただ、循環的な物色とみられるため、フットワークは重要であろう。

 NY市場の下落、為替の円高基調などから日経平均は3/19-3/20の17026.46−17146.53円のマドが意識されている。そのため、手掛けづらい状況であるが、昨日のように、新日鉄が調整する中、三菱重、日立といった物色の中核とみられるところが強含みで推移するような状況となれば、指数が弱含みとなったとしても、その後のショートカバーにつながることになると考えられる。

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2007年03月28日(Wed)▲ページの先頭へ
【指数弱含みも物色意欲の後退はなさそう】
NYDOW 12397.29 -71.78
NASDAQ 2437.43 -18.20
CME 17415 -15(大証比)
NY円 117.83 -0.32

「指数弱含みも物色意欲の後退はなさそう」

 日経平均は6営業日ぶりに反落。一時17516.89円(5.07円安)と権利落ち分(87円程度)を考慮すると実質82円程度のプラスとなる場面をみせていたが、クレディ・スイスによる格下げが伝えられた値がさ半導体関連株の下落影響もあって大引けにかけて再び下げる展開となった。出来高も3営業日連続で20億株を下回っている状況であり、参加者は限定的。結局、昨年のように1日で権利落ち分を埋めることは出来なかった。参加者が限定的であるため、さすがに値がさハイテク株に対する格下げなどが出てしまうと指数を持ち上げるのは難しかったようだ。ただ、新日鉄のプラス推移の影響もあって他の鉄鋼や造船なども強く、さらに日立が再編関連の中核との位置付けが高まってきていることは評価されよう。

 月内に限っては、参加者は限られるため引き続き売買高の増加は見込みづらい。日経平均も再び均衡表の雲の中に入ってしまい、目先的には直近戻り高値であった3/12の17325.45円が、今後はサポートとして機能するかを見極める必要がでてきている。これを割り込んでしまうと雲下限レベルの17100円辺りが意識されてしまう状況である。ただし、新日鉄、日立あたりが強い動きを続け指標銘柄となるようだと、日経平均の弱さを吸収し、相場の先高観は後退しないと考えられる。また、再編関連のニュースが連日出てきている状況であり、5月の外資による三角合併解禁を前に、この流れは幅広いセクターで起きる可能性はある。サブプライム問題に揺れるNY市場の先行不透明感は警戒したいところであるが、指数は弱含みとなっても個別の材料は豊富となり、物色意欲の後退はなさそうだ

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2007年03月27日(Tue)▲ページの先頭へ
【昨年は権利落ち分を1日で埋めたが】
NYDOW 12469.07 -11.94
NASDAQ 2455.63 +6.70
CME 17490 +20(大証比)
NY円 118.15 +0.24

「昨年は権利落ち分を1日で埋めたが」

 本日の日経平均の権利落ちは87円程度、TOPIXで9.8p程度とみられている。
個別では心理的な値ごろ感が出やすいが、先物市場でも現物との価格差の変化が出てくるので、注意したいところ。一方、権利落ち分を早い段階で埋めてしまう可能性は十分にあると考えられ、そうなると唯一の押し目との見方も強まりやすく、先高期待は相当強まることになろう。昨年も1日で埋めており、期待は大きいと考えられる。

 米国では住宅販売の下振れが嫌気されたほか、原油の動向にも注意が必要である。ただ、本日のところは、NYダウが一時100ドルを超える下げからの戻しや、上海市場の6日続伸などのポジティブな面が優勢となりそうである。また、ディーラーなどの短期資金が入りづらい状況であるが故に、反対にバスケット売買や国内外の機関投資家による期末株価を意識した流れが機能することになり、下値は堅いと考えている。ただし、日経平均が高値圏で膠着感を強めるようだと、新興市場の中小型株への短期値幅取りの動きが中心となってしまう

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2007年03月26日(Mon)▲ページの先頭へ
【権利付き最終日で参加者限られ】
NYDOW 12481.01 +19.87
NASDAQ 2448.93 -2.81
CME 17535 +95(大証比)
NY円 117.91 -0.09

「権利付き最終日で参加者限られ」

 26日が3・9月期決算企業の権利付き最終となるため、ディーラーなどの資金流入は期待しづらく、バスケット売買や配当取りの動きが中心となりそうである。ディーラーなどの本格的参加は27日以降となるが、その後新年度相場入りとなっても週内に限っては動きが鈍る可能性が大きい。参加したとしても超短期の値幅取りが中心であろう。今回の権利配当落ちの影響は、日経平均で87円程度、TOPIXで9.8P程度とみられている。先物も当然変わるため、現在の現物との価格差の変化によって心理的に先安感が出てしまうかもしれないので、注意したいところ。一方、米国市場の動向に左右される面はあるが、再編関連を中心に相場の先高期待が強い状況であるため、権利落ち分を当日に埋めてしまう可能性は十分にあると考えられる。そうなると、唯一の押し目との見方も強まりやすく、先高期待は相当強まることになろう。 

 また、海外勢が3週連続で売り越しとなるなど、世界同時株安以降、リスク試算を減少させる動きが続いていることが気掛かりではあるが、期末最終となるため、国内外の機関投資家による期末を意識した買いも下値では入ると考えられ、先週同様、需給面での下値リスクは限定的と考えられる

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2007年03月22日(Thu)▲ページの先頭へ
【期末・週末要因で資金の逃げ足は一段と早まる可能性】
225平均 17419.20 +256.00/出来高 21億6576万株/売買代金 28691億円
TOPIX 1731.80 +23.51/SP TOPIX 1523.13 +21.28
JASDAQ平均 2141.92 +8.95

「期末・週末要因で資金の逃げ足は一段と早まる可能性」

 祝日明けの日経平均は大幅続伸となり、終値ベースでは3/1以来の17400円を回復した。上海指数が最高値を更新したほか、米国市場ではFOMC声明の内容が評価されてダウ、ナスダックともに大幅続伸。シカゴ225先物も20日の大証比較で335円高となっていたこともあり、これにサヤ寄せする格好からのスタートとなった。

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【雲上限、25日線を意識】
NYDOW 12447.52 +159.42
NASDAQ 2455.92 +47.71
CME 17475 +335(大証比)
NY円 117.38 -0.03

「雲上限、25日線を意識」

 日経平均は注目されていた3月13日のマド(17153.20円)を埋めたが、その後はFOMCや住宅関連指標なども予定されていること、祝日を控えていたこともあり、後場半ば辺りからは完全に膠着モードに入っていた。その手控え要因となっていたFOMC声明を好感する格好からNYダウ、ナスダックともに大幅高となり、これを受けたシカゴ先物は17475円と、3/12の直近戻り高値を上回るレベルとなっている。さらにシカゴにサヤ寄せする格好となれは、均衡表の雲上限(17416円)や、25日線(17426円)といった抵抗線などを一気に突破してくる可能性が出てきている。
また世界同時株安のきっかけとされていた上海株が最高値を更新していることも先高観を強めそうである。また、本日は取引終了後に公示地価発表を控えていることや配当取り最終週であることから、高配当銘柄への物色も本格化しそうだ。

 シカゴ先物にサヤ寄せし、雲上限を突破したとして、その後これをサポートもしくは3/12戻り高値(17325円)をサポートできるかが注目されよう

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2007年01月31日(Wed)▲ページの先頭へ
【先物に振らされる、新興市場は物色の流れに変化】
225平均 17383.42 -106.77/出来高 21億2831万株/売買代金 28794億円
TOPIX 1721.96 -9.64/SP TOPIX 1512.23 -7.31
JASDAQ平均 2207.23 -4.15

「先物に振らされる、新興市場は物色の流れに変化」

 日経平均は3日ぶり反落。106.77円安の17383.42円(出来高概算21億2000万株)と終値ベースでは8営業日ぶりに17400円を割り込んでいる。30日のNY市場が堅調に推移していたことやシカゴ225先物が一時17600円を付けていたこともあり、日経平均は1月25日高値17617.64円突破が期待されていた。しかし、取引開始前のSGX(シンガポール)市場では寄り付き後に急速に値を消す格好となっており、日経平均も前日比変わらず水準でのスタートとなるなど、やや失望につながっている。
また、非公式の外資系動向も13営業日ぶりに売り越しとなっていることもあり、市場全体に目先的な達成感が強まり、利益確定売りの流れを強めていった。 
 前場段階で17400円を割り込んだ日経平均は後場に入ると先物市場での断続的な大口売りの影響を受けて下げを加速し、一時17275.84円と17300円を割り込む場面もみられている。その後は下値支持線として意識されていた25日線レベルをサポートし、先物市場でもパニック的な売りが一巡したとの見方から大引けにかけては下げ幅を縮め、結果的には後場の下落分は吸収している。先物市場では前日にクレディ・スイスによる買いが225先物で約7000枚、TOPIX3600枚と目立っていたため、本日はこの部分の売りが出たのではないかとの見方がされていた。これまでもクレディ・スイスによる大量の売り買いが相場全体に影響を与えていたため、先物市場の影響には警戒して置く必要があろう。

 ただ、アドバンテスト、東京エレクトロンが終日堅調に推移。また、前日利食いに押されていた新日鉄や佐世保、川重、石川島といった鉄鋼、造船株の強さも目立っている。そのほか、利食い優勢となっていたソフトバンクは大引けにかけてプラスに転じているなど、現物市場には実需の買いが入っていると考えられる。決算発表本格化で手掛けづらい中、来週にオプションSQを控えていることもあり、引き続き先物市場の影響を受けそうではあるが、押し目買いスタンスは継続であろう。
なお、新興市場は指数的には小幅な下げにとどまっているが、ミクシィが直近の急伸分を帳消しにしているほか、IPO直後から強い動きをみせていたGCAが一時ストップ安となる半面、時価総額上位の楽天が変わらず、サイバー、ACCESS、DeNAがプラスなど、物色の流れに変化がみられてきている

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