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Thu, 30 Oct 2008

【利食い一巡後は再び戻りを意識した流れ】
NYDOW 8990.96 -74.16
S&P500 930.09 -10.42
NASDAQ 1657.21 +7.74
CME 8475 +175(大証比)
NYドル円 97.35 -1.63

「利食い一巡後は再び戻りを意識した流れ」

29日のNY市場は高安まちまち。ダウ平均は74.16ドル安の8990.96、ナスダックは7.74ポイント高の1657.21で取引を終了した。FOMC(連邦公開市場委員会)では大方の予想通り0.50%の利下げが決定され、これを受けて株価は一旦下落した後で前日比3%高程度まで上昇し、引けにかけて再び下落に転じるという荒い値動きとなった。セクター別では素材や消費者サービスが上昇する一方で銀行や不動産が軟調。シカゴ225先物清算値は大証比175円高の8475円。ADRの日本株は、富士フイルム、ブリヂストン、日電産、ソニー、京セラ、ニコンがしっかりな半面、花王、シャープ、トヨタ、ホンダ、三井住友が冴えないなど高安まちまち。

 NYダウは前日の大幅上昇の反動といったところであろうが、日経平均も引けにかけての急騰の反動から利食い優勢のスタートとなりそうである。ただ、主要国が相次いで景気対策を打ち出してきている中、明日の金融政策決定会合で0.25%の利下げに踏み切るとの見方もあり、利食い一巡後は再び戻りを意識した流れに向かう可能性はありそうだ。為替相場もドル/円が97円台半ば、ユーロ/ドルが126円台で推移しているが、極端な円高に向かわなければ株価の混乱要因とはならないであろう。また、米GMとクライスラーとの合併問題では重要な山場をクリアしたと伝えられているほか、米政府は400-500億ドル規模で住宅保有者の救済計画を検討と一部伝えられており、下支え要因となろう。

 ここ数日の動きをみると後場の荒い動きから、大引け間際の30分程度に動きが集中しているのが目立ってきている。年金資金とみられるPKO的な動きとの見方であるが、本日も後場および引け際30分間での動きに注目が集まり、先物市場などでは短期的な値幅取り狙いの資金が集中することになりそうだ。そのため、インデックス買いなどが観測された段階で上に走りやすく、反対にそれまで強い動きをみせていたとしても買いが観測されない場合には、一気に上昇分を帳消しにしてしまう荒い動きを意識しておきたいところであろう。

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