【新興市場、上海市場の警戒心が後退すればリバウンド】

新興市場、上海市場の警戒心が後退すればリバウンド

2007年05月21日(Mon)
【新興市場、上海市場の警戒心が後退すればリバウンド】
NYDOW 13556.53 +79.81
NASDAQ 2558.45 +19.07
CME 17500 +100(大証比)
NY円 121.12 -0.13

「新興市場、上海市場の警戒心が後退すればリバウンド」

 週末のNY市場の上昇を受けてシカゴ225先物はボックス中心(17500)レベルに上げていることもあり、リバウンドスタートが期待されよう。ただし、これまでの動きからNY株高を好感する動きも限定的となる可能性はあるため、積極的には参加しづらい状況。また、新興市場の中小型株への見切売りが続いており、投資家の押し目買い意欲は後退している。そうなるとボックス中心レンジ(17500を中心に上下300程度)での膠着が続く可能性はある。

 決算発表がピークを通過し、今週のメガバンクでほぼ一巡することになる。TOPIXは先週末に直近安値水準まで下げており、テクニカル的にはリバウンドをみせたいところであるため、決算後のメガバンクに多少の期待は集まることになろう。また、決算通過でオーバーシュートしていた銘柄には徐々に見直す動きも出てくる可能性はある。

 ただし、基本的には鉄鋼、造船、機械、商社、海運といった先駆株次第とみている。先駆株がこのまま低迷してしまうと物色の柱がなくなるため、新日鉄あたりが25日線レベルからのリバウンドなどをみせれば景色は変わろう。また、親会社による子会社の完全子会社化の動きが相次いでおり、グループ保有、低PBR銘柄などにはM&Aの思惑が強まることになろう。

 NY市場が上昇を見せているとは言え、これまで好材料への反応は限定的であったこと、週末の引け味の悪さから心理的には下が警戒される。また、利上げ実施を受けた上海市場の動向も見極める必要はありそうだ。新興市場、上海市場の警戒心が後退するようだと、リバウンドの動きが強まるとみている。

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