【海運、鉄鋼、不動産、造船などが再びリードする相場に?】

海運、鉄鋼、不動産、造船などが再びリードする相場に?

2007年04月19日(Thu)
【海運、鉄鋼、不動産、造船などが再びリードする相場に?】
NYDOW 12803.84 +30.80
NASDAQ 2510.50 -6.45
CME 17630 -30(大証比)
NY円 118.48 -0.45

「海運、鉄鋼、不動産、造船などが再びリードする相場に?」

 昨日の日経平均は小幅上昇で始まった後、不動産、海運、鉄鋼株の強い動きにけん引され、一時17700円を回復する場面をみせている。一方、ソフトバンクのほか、東京エレクトロンといった半導体関連が冴えない値動きとなり、上値を抑える格好となった。昨日は久しぶりに鉄鋼株、不動産株、海運株といった昨年からのリード役であったセクターが動意付いていた。本来であれば個人投資家の参加しやすい物色対象であるため、マーケットの地合いも明るさがみえてくる。しかし、東証2部指数や、新興3市場の低迷をみると、これらに積極的に参加しているというより、ポジション整理の流れが中心となっているようである。今しばらく需給整理の流れは続きそうではあるが、押し目買いをどんどん増やしている状況ではないため、確実に需給整理は進捗していると考えられる。昨日のように先駆株が引き続き強含みで推移するようであれば投資家心理も徐々に改善されよう。

 また、半導体関連の一角が冴えなかったが、外資系による格下げが伝わっていた影響もあったようである。米国ではIBMは下げているが、インテルは10%以上の上昇をみせており、一旦はショートカバーの動きが出てくる可能性はありそうだ。ただ、明日に北米地域の半導体製造装置BBレシオの発表を控えているため、積極的なオーバーナイトポジションは取れない状況である。

 そのほか、1740p辺りの均衡表の雲に上値を抑えられているTOPIXがこれを突破できれば、同時に3月の戻り高値レベルを超えることになる。そうなれば市場のムードは好転し、下げの続いている新興市場もリバウンド体勢に入ってくると考えられる。決算を見極めたいとする手控えムードは強いが、TOPIXの出直り次第では、業績懸念などを織り込む動きを強め、オーバーシュート気味に売り込まれていた銘柄などを見直す動きも期待される。強いものにつく、といった戦略を続け、TOPIXの抵抗線突破を待ちたいところ。 

 昨日の流れが続くと想定して、商船三井、川崎汽船の上場来高値更新で海運株は目先的には達成感が出易く、新日鉄の動きをみると本格的なリバウンドにはしばらく時間が必要とみられる。不動産という手もあるが、同様に昨年後半からリード役の一角となっていた造船あたりは狙い目かと思われるが。

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