【利食い一巡後のハイテク、環境関連の持続性に注目】

利食い一巡後のハイテク、環境関連の持続性に注目

2007年04月10日(Tue)
【利食い一巡後のハイテク、環境関連の持続性に注目】
NYDOW 12569.14 +8.94
NASDAQ 2469.18 -2.16
CME 17740 -20(大証比)
NY円 119.29 +0.04

「利食い一巡後のハイテク、環境関連の持続性に注目」

 昨日の日経平均は大幅上昇となり、17700円を回復した。米雇用統計を背景に、連休明け後の米国市場の上昇期待から先回り的な資金が入った格好。国際優良株やハイテク株への物色が強まったほか、原発など環境関連銘柄への物色が強まり、これが全体を押し上げる格好から高値レベルで取引を終えている。ただ、売買代金は2.2兆円と膨らまず、海外資金流入が減る中で先回り資金が指数を押し上げたようだ。

 とは言え日経平均は一目均衡表の先行スパン(雲)上限を捉え、遅行スパンは上方転換シグナルを発生させている。基調の弱さが目立つTOPIXも遅行スパンは上方転換シグナルを発生させる可能性があるほか、雲上限は1740p辺りに下がるため、3/12、3/26の直近戻り高値レベルを捉えてくるようだと、雲上限を突破することが可能となる。

 ただ、米国市場は四半期業績シーズンに入るため手控えムードが強く、ダウは続伸するもののナスダックは小反落。まず米国市場が高いこと想定している状況であったため、寄付きまでの短期勝負とは言え、ある程度ポジションはロングに傾いていたとみられ、寄付き直後から利益確定の動きが強まる可能性はある。売り一巡後に底堅い動きをみせるようなら、改めて押し目買いスタンスとなりそうだ。

 セクターではハイテク、環境関連の持続性が注目されよう。なお、今回の都知事選を受けて、7月の参院選に対する警戒感は薄れている。そのため、政治的リスクが後退しているため、機関投資家による押し目買いスタンスは強まる可能性はある。先駆していた銘柄へは利食いの動きが強まろうが、出遅れている銘柄へは押し目買いの流れが強まる可能性もありそうだ。なお、週末にオプションSQを控えているため、先物市場での動きも日々スタンスが変わるとみられる。昨日の上昇がそのまま引き継がれるとみるのは禁物である

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