【先物での仕掛け的な大口売買に左右させられそう】

先物での仕掛け的な大口売買に左右させられそう

2007年04月03日(Tue)
【先物での仕掛け的な大口売買に左右させられそう】
NYDOW 12382.30 +27.95
NASDAQ 2422.26 +0.62
CME 17145 +115(大証比)
NY円 117.86 +0.31

「先物での仕掛け的な大口売買に左右させられそう」
 2日のNY市場は上昇。ダウは27.95ドル高の12382.30、ナスダックは0.62ポイント高の2422.26で取引を終了した。3月ISM製造業景気指数が2月の50.9%と予想を下回ったことが嫌気されて下げに転じる場面もみられたが、大型買収が相次いで発表されたことなどが好感され、引けにかけて上昇する展開。セクター別では公益事業や自動車・自動車部品が上昇する一方で、銀行や各種金融が軟調。シカゴ225先物清算値は大証比115円高の17145円。ADRの日本株はブリヂストン、日立、松下、シャープ、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、HOYA、キヤノンなど対東証比較(1ドル117.84円換算)で全般堅調。

 昨日の日経平均は大幅下落となり、一時17000円を割り込んでいる。寄付き前に発表された日銀短観は、ほぼコンセンサス通りであったこと、名実共に新年度相場入りとなったこともあってか、幅広い銘柄に買いが向かう格好となった。しかし、新日鉄が調整色を強めたことで他の鉄鋼株は軒並み冴えないなど、主力処以外は徐々に値を消す展開となっている。後場に入ると先物市場での断続的な売りの影響からインデックス売りが出ており、日経平均は支持線として意識されていた一目均衡表の先行スパン(雲)下限や、25日線を割り込んでいる。

 インド株式相場の下げが嫌気されたとの見方もあったが、一方で上海株が上昇していたことをみると、日銀短観を手掛かりに朝方にポジションが買いに傾いていた反動とみられる。新年度相場入りであったため、ゼロからのスタートとなることからも、買いから入りやすかったと考えられる。先物主導によるインデックス売りの影響が大きかったが、ポジションが再びゼロに戻ったとみられ、需給が急速に悪化したとみるのはまだ早そうである。ただ、今回の下げによって手控えムードは高まってしまったため、押し目買いスタンスといっても積極的ではなく、打診的な買いにとどまりそうである。新日鉄の調整は予想されたことであったが、次の中核として期待されていた日立なども下げてしまうと物色の柱が定まらず、心理的にも弱気に傾きやすい。個別に材料が出ている銘柄など、材料株物色は続いているため地合いがすぐさま悪化するわけではないが、主力銘柄で柱が存在しないと厳しい。後場一段安の反動からリバウンドスタートとなろうが、上値の重さが意識される中で再び17000円を割り込むようだと、仕掛け的な売りが出やすい。反面、17000円割れでは買いが入るといった底堅さが確認されるようだと、25日線が位置する17200円レベルまでのリバウンドは早そうだ。先物市場の売買高は高水準であり、仕掛け的な大口売買に左右させられそうだ]

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カレンダ
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