【ハイテクへの期待が高まることに】

ハイテクへの期待が高まることに

2006年12月21日(Thu)
【ハイテクへの期待が高まることに】
225平均 17047.83 +36.79/出来高 20億7413万株/売買代金 24608億円
TOPIX 1671.30 +4.29/SP TOPIX 1465.40 +5.68
JASDAQ平均 2124.06 -0.35

「ハイテクへの期待が高まることに」

 日経平均は続伸。36.79円高の17047.83円(出来高概算20億7400万株)で取引を終えている。昨日16年ぶりの高値水準に上昇していた新日鉄が連日の年初来高値となったほか、外資系による格上げが伝えられた住金が大幅高となるなど引き続き強含みの展開。トヨタ、ホンダなど自動車セクターの強い動きや再編機運の高まりからキリン、アサヒなど食品の一角も強い動きが目立っている。一方、キヤノン、東エレク、アドバンテスト、ソフトバンクなど指数インパクトの高い銘柄の一角が冴えないこともあり、日経平均は寄り付き後しばらくは膠着が続いていた。

 しかし、下値の堅さが意識される中、前場半ば辺りから再び上昇基調を強める格好となり、一時17109.17円と17100円を回復する場面をみせている。後場に入ると昼のバスケットがやや売り越しとの観測もあり、利益確定の流れから17010.04円と下げに転じる動きをみせたが、17000円を割り込まなかったことから押し目買い意欲の強さが目立った。心理的には上値の重さと言うよりも、下値の堅さが意識されているとみられる。

 ボリンジャーバンドのプラス2σは昨日の17100円レベルから17200円近辺まで拡大に拡大してきている。17100円回復、出来高20億株乗せ、など達成感が高まりやすいところではあるが、適度な調整を交えながら10月の戻り高値16900円を支持線として、プラス2σの上昇に沿う形で4月高値を意識したスタンスとなろう。

 また、再編期待の流れが強まっているが、鉄鋼、食品に続き、HOYAとペンタックスの合併が伝わるなど、米国同様にハイテクセクターへの広がりが期待されてきている。ハイテクセクターは指数インパクトが高いこともあり、全体が達成感などから膠着を強める中で相場のけん引役となれば心強い。需給面では海外勢のXマス休暇入りで商いは細る可能性はあるため、ハイテクへの期待が高まることになろう。

 そのほか、ソフトバンクの弱い動きが目立っているが、新日鉄などが小型株なみの動きをみせていることもあり、ディーラーなどは100万株で数円を取りに行くようなスタンスとなっているようである。今後、ソフトバンクが動意付いてくれば少ない株数で値幅を取りに行くスタンスといった変化の現れとなりそうだ

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