【ハイテクセクターの再編機運強まるか】

ハイテクセクターの再編機運強まるか

2006年12月21日(Thu)
【ハイテクセクターの再編機運強まるか】
NYDOW 12463.87 -7.45
NASDAQ 2427.61 -1.94
CME 16995 -5(大証比)
NY円 118.41 +0.29

「ハイテクセクターの再編機運強まるか」

 20日のNY市場は小幅下落。ダウは7.45ドル安の12463.87、ナスダックは1.94ポイン
ト安の2427.61で取引を終了した。大型買収の発表を好感して朝方は上昇して始まったも
のの、天然ガス価格の下落などでエネルギーセクターに売りが広がり、株価も小幅下落に
転じた。セクター別では、自動車・自動車部品や不動産が上昇する一方でエネルギーや運
輸が軟調。シカゴ225先物は大証比5円安の16995円。ADRの日本株はエーザイ、コマ
ツ、住金、日電産、シャープ、ソニー、デンソー、トヨタ、ホンダなど対東証比較1ドル
118.39円換算で全般小じっかり。

 先物市場では5日線、昨日の高値、週初の高値といったところで一段高をみせており、ロスカットの動きが強まったとみられる。現物市場でも新日鉄の信用倍率は3倍に対して住金は10倍であるため、踏み上げ的な動きが中心となり、再編思惑だけでの上昇でないことが窺える。また、現在のレベルから中長期的に買うには日経平均の2万円辺りを想定しないと買いづらく、先高期待というよりは売り方の買い戻しとみてよさそう。今後は、
株価が上昇基調にあって低信用倍率など需給妙味のある銘柄を探る動きが一段と強まる可
能性はありそうだ。

 また、NY市場はエネルギーセクターの下げで小幅下落となっているが、ヒューレッ
ト・パッカード、IBMが52週高値を更新するなど、ハイテクセクターの強さが目立って
いる。また、通信機器セクターでM&Aの動きが目立っていることもあり、現在の再編機
運の高まりがハイテクセクターへ拡大するようだと、日経平均の上昇ピッチが早まる可能
性はありそうだ。

 日経平均は確実に10月の戻り高値を突破しているため、この16900円レベルを支持線と
して意識し、まずは、ボリンジャーバンドのプラス2σレベルの17100円、そして高値を
目指すことになる。一方、警戒要因としてはXマス休暇入りによる海外投資家の資金流入
減少。それに、日経平均が大幅高となる中、証券株の鈍い動きが気掛かりではある。

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