【先高期待強く、売り方にとっては仕掛けやすい相場展開も】

先高期待強く、売り方にとっては仕掛けやすい相場展開も

2006年12月19日(Tue)
【先高期待強く、売り方にとっては仕掛けやすい相場展開も】
225平均 16776.88 -185.23/出来高 17億1861万株/売買代金 22792億円
TOPIX 1645.40 -19.92/SP TOPIX 1440.22 -16.49
JASDAQ平均 2121.76 -13.43

「先高期待強く、売り方にとっては仕掛けやすい相場展開も」

 日経平均は7営業日ぶりに反落。185.23円安の16776.88円(出来高概算17億1800万株)と4営業日ぶりに16800円を下回って取引を終えている。前日の17000円回復目前での上値の重さや、18日の米国市場の調整、日興CGの監理ポスト入りなどを背景に、利食い優勢の展開となった。前引けにかけては先物市場での大口買いやアドバンテストなど指数インパクトの高い銘柄への仕掛け的な買いなどから、じりじりと下げ幅を縮める場面をみせていた。

 しかし、後場に入ると再び次第に利食いの動きを強め、サポートとして意識されていた5日線レベルを維持できなかった辺りから売りが加速。注目されていた政策決定会合では、金融政策の現状維持が伝えられたが影響は限定的。また、タイ証取では株価指数が10%の下落となったことで取引が停止になったと伝えられており、手控え要因につながった面もあるようだ。指数を下支えしていたキヤノン、アドバンテストなども下げに転じた影響から、日経平均は一時200円を超える下げ幅をみせている。東証1部の値下がり数も徐々に増加していき、大引けでは1400を超えて全体の9割近くを占めた。

 過熱を冷ます意味では理想的な調整となったが、5日線レベルをサポートするとみていた向きは多かったとみられる。前場段階で5日線をサポートして切り返していただけに、短期需給はロングに傾いていた感はある。その後再び5日線に接近しこれを割り込んでしまったため、ロングの投げが加速したと考えられる。目先的にはボリンジャーバンドのプラス1σレベルと均衡表の転換線レベルが位置する16660-16690円辺りが下値メド。これを一気に割り込むようなら25日線レベルの調整を覚悟しておく必要はありそうだが、5日線をサポート出来なかった短期的な需給影響とみられ、プラス1σ辺りと見ておくのが妥当であろう。

 現時点では短期的には過熱ながら、中長期的には上を目指した形状であるため、本日の調整でプラス2σへの上昇余地が250円程度に拡大したと、調整一巡後への期待が高まる状況である。しかし、海外勢による買いが一巡したとの見方や、週末にかけてXマス休暇入りするため、シェア6割を占める外国人投資家のオーダーは減少に向かうとみられる。先高期待が強いだけに、先物などの売り方にとっては仕掛けやすい相場展開となる可能性もありそうだ。BBレシオを控えている米SOX、ナスダックなどの影響もあろうが、5日線レベルでの売り仕掛け的な動きには注意したいところ。

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カレンダ
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