【割り切ったスカルピング以外は売り込まれていた銘柄等の見直しを意識】

割り切ったスカルピング以外は売り込まれていた銘柄等の見直しを意識

2006年12月18日(Mon)
【割り切ったスカルピング以外は売り込まれていた銘柄等の見直しを意識】
225平均 16962.11 +47.80/出来高 16億97万株/売買代金 21240億円
TOPIX 1665.32 +7.92/SP TOPIX 1456.71 +8.74
JASDAQ平均 2135.19 +8.17

「割り切ったスカルピング以外は売り込まれていた銘柄等の見直しを意識」

 日経平均は6営業日続伸。47.80円高の16962.11円(出来高概算16億株)と直近戻り高値を上回り、5月11日以来の水準を回復している。15日の米国市場ではダウが連日で最高値を更新したほか、シカゴ先物が一時17070円まで上昇していたこともあり、先高観の高まりを背景に買い先行スタートとなった。また、非公式の外資系注文動向が買い越しであったことや、総額450億円程度の買いバスケット観測も押し上げ要因となった。ただし、前場段階では寄り付き直後に16971.97円まで上昇した後は利食いなど戻り待ちの売り圧力も強く、高値レベルでの膠着が続いている。後場に入ると100銘柄程度に最大80万株の買い注文が大引けに入ったこともあり、先物市場では断続的な買いによって17000円を付けている。

 しかし、日経平均は一時16993.88円まで上昇したが値がさハイテク、国際優良株など指数インパクトの高い銘柄の上昇による影響が大きく、17000円に乗せられなかったことで徐々に上値の重さが意識されている。そのため、前場段階で40円程度だった日経平均の値幅は、後場も50円程度にとどまっている。値がさハイテクや国際優良株のほか、新日鉄が年初来高値を更新するなど鉄鋼株や、薬品、化学の一角も堅調。個別ではノロウイルスが猛威を振るっている影響もあり、明治菓などの関連銘柄が賑わっている。

 17000円に乗せられなかったことで上値の重さが意識されやすいが、テクニカル面での過熱感やマド埋め、10月戻り高値突破といった目先的な達成感も出ていたことを考えると、それ程ネガティブになる必要はなさそうである。どちらかと言うと金融政策決定会合後のアク抜けを意識した先高期待は徐々に膨らんでいると考えられる。ただ、これまで同様、中長期的にはトレンドは上向きであるものの、短期的には過熱を冷ます必要はあるとみている。

 NYダウと同じように指数インパクトの高い銘柄への集中投資による上昇であるため、短期的にはこれら銘柄へのシフトには妙味はあるが、アドバンテストなどは110円高ながら、寄り付きとの比較では10円高である。週末にかけてはシェア6割を占める海外勢はXマス休暇に入るため動きは鈍る可能性はある。割り切ったスカルピング以外は、業績再評価や売り込まれていた銘柄等の見直しを意識したオーバーナイトポジションを徐々に取りたいところである

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