【先高観強まる、ネガティブ要因は楽観度合いと新興市場の下げ】

先高観強まる、ネガティブ要因は楽観度合いと新興市場の下げ

2006年12月07日(Thu)
【先高観強まる、ネガティブ要因は楽観度合いと新興市場の下げ】
2006年12月07日(木曜日)

●本日の市場概況

225平均 16473.36 +102.08/出来高 15億6581万株/売買代金 22625億円
TOPIX 1622.77 +7.60/SP TOPIX 1413.51 +7.23
JASDAQ平均 2103.79 +3.47

「先高観強まる、ネガティブ要因は楽観度合いと新興市場の下げ」

 日経平均は続伸。102.08円高の16473.36円(出来高概算15億6000万株)で取引を終えている。非公式の外資系動向では株数・金額ともに大幅買い越しと伝えられたほか、朝方から200−400億円程度で3本の買いバスケットが入っているとの観測も出ていたこともあり、海外勢による買い期待が先高期待を強めていた。16400円を回復して始まった日経平均は、前場段階で16479.07円まで上昇幅を広げたが、明日に先物・オプション特別生産指数算出日(SQ)を控え、前引けにかけては16400円前半レベルでの膠着を強めている。しかし、後場寄り付きから再び指数インパクトの高いキヤノン、アドバンテスト、東京エレクトロンなど値がさハイテク株や国際優良株が強い動きをみせ日経平均をけん引しており、後場半ばには一時16550.73円と11月7日以来の16500円を回復する場面をみせている。大引けにかけてはSQを控えていることもあり、利食いの動きから上げ幅を縮めていた。

 本日の上昇よりテクニカル面では、均衡表の先行スパン(雲)上限を突破している。また、遅行線は過去の実線を下から上に突き抜けるといった、上方転換シグナルを発生させており、先高期待は相当強まっている。十字足となっているため明日大きく下げて始まるようだと、雲行きが怪しくはなるが、米国株式市場が大幅下落で帰ってこなければ、その不安もなさそうである。また、需給面では先物・オプションSQを通過することによって、不安材料が払拭することになる。SQに関してはスプレットを見る限りでは大きく売り越しになるとは考えづらく、若干の売り越し若しくはフラットのイメージ。反対に買い越しになる可能性もあるとみている。
225型がフラットで、TOPIX型が若干売り越しとの見方であり、中小型株には影
響が出る可能性はありそう。
 ただ、明日も強い動きをみせるようであれば、機械受注統計や米雇用統計などで瞬間的な振れはあったとしても方向性を大きく変える要因にはならず、10月末の戻り高値レベルを意識したトレンドが想定されよう。なお、ネガティブ要因としては、ここに来ての上昇によって投資家の楽観指数が上昇している感があるのと、マザーズなどの新興市場の下げである。

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