【市場の雰囲気は様変わりだが】

市場の雰囲気は様変わりだが

2006年12月06日(Wed)
【市場の雰囲気は様変わりだが】
2006年12月06日(水曜日)夕刊

●本日の市場概況

225平均 16371.28 +105.52/出来高 16億5609万株/売買代金 23500億円
TOPIX 1615.17 +16.28/SP TOPIX 1406.28 +15.27
JASDAQ平均 2100.32 +7.22

「市場の雰囲気は様変わりだが」

 
 日経平均は反発。105.52円高の16371.28円(出来高概算16億5000万株)で取引を終えている。5日の米国市場が続伸となり、シカゴ先物にさや寄せする格好で始まった日経平均は、反発して始まったもののその後は週末に控えている先物・オプションSQを睨み、膠着感の強い相場展開が続いていた。しかし、後場寄り付き直後には再び下げに転じる場面をみせたが前場安値16254.45円を割り込まなかったことで下値の堅さが意識されている。これにより昨日とは反対の値動きとなり、主力株のほか、低迷していた銀行株などもプラスに転じ、日経平均もじりじりと上げ幅を広げてきている。SQ要因から結果的には前日価格水準で推移していることになるが、昨日と反対に下を付けてからの切り返しであったため、市場の雰囲気は様変わりである。

 ただし、SQ絡みではスプレッドが開いてきたため、買い方が仕掛けながらロールを進めたとの感もある。そのため、売り方次第ではSQには波乱が残る可能性もあることから、明日の引けを待つ必要はあろう。明日に関しては本日とまったく逆の動きになっても何らおかしくない状況ではある。とはいえ、ロールが進捗していることを考えれば、懸念要因の一つが払拭されてきているとの見方であるため、SQ通過後には先高観を強めることは十分考えられる。 

 また、10月の景気動向指数は一致指数が77.8%と、景気判断の分かれ目である50%を2ヶ月ぶりに上回っている。大手銀行がプラスに転じたことで、追加利上げについては、これまでの懸念要因から「景気の長期堅調」とのプラス要因に変化してきているとの見方へ変わってきそうである。今週は野村証券による機関投資家向けフォーラムが開催されているほか、大和証券でもセミナー・ミーティングなどが開催されることから、内外機関投資家による日本株見直しの動きも期待されよう。

 明日についてはこれまでのボックスを想定し、週末SQ通過後に期待。SQでの波乱、機械受注での失望などで下振れするような場面があれば、一段と買い意欲を強めるタイミングと考えている。

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カレンダ
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