【先物・オプションSQを週末に控え膠着感を強める】

先物・オプションSQを週末に控え膠着感を強める

2006年12月04日(Mon)
【先物・オプションSQを週末に控え膠着感を強める】
NYDOW 12194.13 -27.80
NASDAQ 2413.21 -18.56
CME 16240 -90(大証比)
NY円 115.45 -0.34

「先物・オプションSQを週末に控え膠着感を強める」

 先週1週間で日経平均は15600円レベルから16300円まで回復してきているが、25
日線レベル突破など急ピッチの上昇に対する反動や、NY市場の下落影響から利益確定
の動きが先行しそうである。また、今週は週末に12月限の先物・オプションSQ(特別清
算指数算出日)が予定されており、ロールオーバー(限月乗り換え)中心に、先物主導の
相場展開となろう。SQの週はSQ値を意識した膠着感を強める動きとなるが、年内追加
利上げ観測が燻っていることもあり、スプレッドの動きや、依然高水準であるソジェンの
建て玉のロールオーバーの進捗状況によって思惑的な動きが強まる可能性は少なからずあ
りそうだ。そのため、SQ通過までは積極的にポジションは取りづらく、指数に絡む影
響を避ける意味でも新興市場などを中心とした中小型株へ値幅取り資金が向かう動きがみ
られそうである。

 ただ、先週後半からは比較的中長期スタンスの海外資金が流入しているとの見方がされ
ているほか、SQ通過後は需給懸念も払拭される。仮に、SQ前にロールオーバーが進ま
ず、SQで外すような動きから急落するような場面があった場合には、押し目買いを強め
るきっかけとなる可能性が高いと判断したい。そのほか、今週は野村証券による機関投資
家向けフォーラムが予定されているほか、大和証券でもセミナー・ミーティングなどが開
催されるようである。内外機関投資家による日本株見直しの動きが期待されよう。また、
ボーナス資金の投信流入期待から、高配当利回り銘柄などに関心が高まる可能性もありそ
うだ。

 テクニカル面でも先高期待が強まっている。SQで横ばいの動きを続けたとしても、均
衡表の先行スパン(雲)下限が16200円ところでしばらく横ばいを続けるため、これがサ
ポートとして機能。週足ベースでは先週の上昇で雲上限を突破し、遅行線は上方転換シグ
ナルを発生させている。遅行線が下方転換シグナルを発生させるためには14500円レベル
を割り込む必要があるため、現時点では、下とみるよりは上を想定させよう

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