【株式投資〜テクニカル分析】

「今後はスプレッド市場に注目、テクニカルは強気に傾く」

2006年11月30日(Thu)
【株式投資〜テクニカル分析】
225平均 16274.33 +198.13/出来高 18億635万株/売買代金 25143億円
TOPIX 1603.03 +22.93/SP TOPIX 1398.50 +20.61
JASDAQ平均 2074.58 +3.65

「今後はスプレッド市場に注目、テクニカルは強気に傾く」

 日経平均は続伸。198.13円高の16274.33円(出来高概算18億株)と終値ベースでは15日以来の16200円を回復し、本日の高値で取引を終えている。昨日の鉱工業生産の上振れで景気の底堅さが確認される中、29日のNY市場ではGDPの上方修正が刺激となりダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ先物が一時16225円まで上昇していたこともあり、買い先行で始まった日経平均は寄り付き直後に16200円を回復している。ただ、同水準は25日移動平均線や均衡表の先行スパン(雲)下限、基準線といったテクニカル的な抵抗線が位置しているほか、前回のGDP評価後の急落が頭をよぎり強弱感が対立しているためか、その後は16200円レベルでの膠着感が強まっている。

 後場に入っても膠着が続き、上値の重さなどから一時16152.85円と、前場の安値を割り込む場面もみられていた。しかし、国際優良株など日経平均型が仕掛け的な動きからやや弱含みとなる中で、銀行、ノンバンク、証券といったTOPIX型は強い動きを続けており、反対に225先物へのショートカバーを誘う動きとなった。
大引けにかけては本日の引け値基準でMSCI、野村ラッセルの定期見直しが予定されているため、リバランスに絡む売買の影響や、これに絡んだ流れから先物市場でも大口買いが断続的に入ったことから日経平均も上げ幅を広げている。

 インデックスイベントが通過したことにより、今後は最終の先物・オプションSQを意識した相場展開となる。そのため、スプレッド市場の動きを横目で睨みながらの動きとなるが、ロールオーバーの進捗にかかわるため、スプレッドが潰れてくるようだと、SQでの売りを警戒する動きもありそうだ。SQの週はそれ程大きな動きにはつながり難く、本日までのリバランスの反動も考えられるが、基本的には横ばいとみている。

 なお、テクニカル面では強気を意識しつつある。日経平均は均衡表の先行スパン(雲)下限に沿った上昇をみせ、基準線が位置する16250円レベルをも突破した。遅行線が上方転換シグナルを発生させるには日柄が必要であるが、明日以降、雲下限は16200円レベルで横ばいを続けるため、これに沿った動きを続けるだけで、来週もしくは再来週には上方転換シグナルを発生させる可能性はある。また、注目したいのは週足ベースであり、雲上限を突破し、遅行線も上方転換シグナルを発生していることである。さらに、雲上限は今後下降するため、横ばいを続けるだけでグイグイ強気形状になる。下は16200円で横ばいと考え、日柄を考慮すると、SQ通過後が楽しみになろう。SQに向けた需給不安は相当大きいが、テクニカルでは期待が高まる状況である

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カレンダ
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