【明日は本日以上の値動きとなる可能性も】

【株式投資〜テクニカル分析】

2006年11月29日(Wed)
【明日は本日以上の値動きとなる可能性も】
本日の市場概況

225平均 16076.20 +220.94/出来高 17億5553万株/売買代金 23787億円
TOPIX 1580.10 +24.99/SP TOPIX 1377.89 +21.81
JASDAQ平均 2070.93 +10.25

「明日は本日以上の値動きとなる可能性も」

 日経平均は大幅反発。220.94円高の16076.20円(出来高概算17億5000万株)と6営業日ぶりに16000円を回復した。寄り付き前に発表された10月の鉱工業生産指数が前月比1.6%上昇と、2ヶ月ぶりの上昇となったことがサプライズとなり、発表直後からSGX(シンガポール)市場では225先物が16000円に接近していた。この影響などもあり、インデックス買いなどが加わって上昇基調を強めている。


 後場に入ると先物市場での大口買いが連発し、16050円レベルにあった大量の売り物を吸収したことで、一段と上昇基調を強めている。TOPIX型に比べてやや動きの鈍さが目立っていた日経平均型であったが、国際優良株の強い動きが徐々に目立ち始め、日経平均は一時16126.35円まで値を上げる場面をみせていた。

 その後は、テクニカル的な抵抗線なども意識されてかポジション調整の流れに押されたが、16000円はしっかりとキープしている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の8割を越えている。ただし、日経平均型が強い動きをみせてきた影響もあってか、ここ最近出直り基調を強めていた新興市場は落ち着いた動きに。

 テクニカル的には、直近に空けたマド埋め(16067.27円−16036.18円)を埋めてきた。均衡表では転換線をクリアし、均衡表の先行スパン(雲)下限(16019.00円)を突破している。抵抗線として意識されやすいレベルであるため、強弱感が対立するところであろう。ただし、この雲下限は明日には16207.70円まで上昇する。
そのため、雲下限が抵抗線として意識されたとしても、これに沿った動きをみせれば、自然体で16200円に乗せる可能性はある。そうなると、基準線が位置する16250円レベルや雲上限の16400円レベルもターゲットとして意識されよう。

 需給面では、確かに鉱工業生産指数のサプライズはあったが、月末に控えているMSCI、野村ラッセルの定期入れ替えに伴う影響が大きいと考えられる。TOPIX型から野村ラッセルへシフトしている動きとの見方や、先物市場ではこれに伴うヘッジ外しによる買い需要との見方もされている。明日の大引けでの実施となるため、明日は本日以上に大きな動きとなる可能性はありそうだ。先回り的な売買が入っていたとするなら、これまでのインデックスイベントのように大引けで値を崩す可能性もある。ただ、銘柄数が広範囲であるためにイベントを手掛りにした先回り的な動きも大きくポジションは偏っていないと考えられる。

 なお、問題は明日以降の相場展開であろう。ここ数日間は順ザヤで推移していたため、裁定ポジションが再び積み上がったと考えられる。ロールオーバーが順調に進めば何ら問題はないが、カギを握る外資系1社のロールがまだみられていないため、今後SQまでは先物の手口で動きを読むことになろう。また、鉱工業生産の上昇は金利上昇への可能性も燻らせている。年内追加利上げとの観測が高まってくるようだと、ロールが進みづらくなり、SQへの波乱につながる

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カレンダ
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