【FRB関係者のインフレ懸念発言がドルを下支え、ドル・円は104円93銭】

【FX〜外国為替証拠金取引】

2008年05月14日(Wed)
【FRB関係者のインフレ懸念発言がドルを下支え、ドル・円は104円93銭】
【13日のNY外為市場概況】
この日発表された米4月小売売上高(自動車除く)と米4月輸入物価指数の予想以上の上昇や連銀関係者がインフレ懸念を示唆した事でドル・円は104円93銭まで上昇、結局104円75銭付近で取引を終えた。ユーロ・ドルは1.5430まで下落後、アジア中銀筋のユーロ買いや原油価格の上昇を背景に1.5523まで反発したが、1.5475付近で引けた。ユーロ・円はショートカバーのユーロ買いなどで162円35銭まで上昇。ポンド・ドルは英4月消費者物価指数が+3.0%と予想を上回ったことで利下げ観測が後退、指標発表後には1.9590まで買われたが、戻り売り興味も強く北米市場では一時1.9418まで下落、結局1.9455-60付近で引けた。ドル・スイスは1.0557まで上昇した。

豪ドル・円は一時98円75銭付近まで上昇、豪ドル・ドルは0.9386まで下落した。昨日発表された2008-09年度豪政府予算は予想以上の緊縮型(インフレ抑制を意図した政府支出の抑制)となったことが豪ドル売りにつながったようだ。インフレ率が現在の4.2%から3.5%に、経済成長率は2.75%(2008-09年)に低下することが想定されている。市場関係者の間では早期追加利上げの可能性は大きく低下したとの見方が広がっているが、早期利下げも期待できないとの見方も少なくない。豪ドル・円は97円45-50銭まで下げたが、ドル・円の上昇に連れて98円台に反発した。NZドル・ドルは0.7636まで下落、NZドル・円は80円40銭付近まで反発したが、最後は80円05-10銭付近に下げた。ドル・円が104円台後半まで買われたことが対円レートの上昇につながった。

ドル・カナダは0.9985まで下落、カナダドル・円は103円前後から104円55銭付近まで上昇した。ドル・カナダの下落(カナダ高)は米国景気の早期回復期待や米国向け輸出の増加期待なども関係しているとの見方もある。カナダドル・円の取引では103円以下で短期筋などのカナダドル買いの興味が残されているもよう。

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