【米追加利下げ観測後退、ドル・円は一時103円79銭まで上昇】

【FX〜外国為替証拠金取引】

2008年04月24日(Thu)
【米追加利下げ観測後退、ドル・円は一時103円79銭まで上昇】
【23日のNY外為市場概況】
NYダウの上昇や米金利据え置き観測の強まりにドル・円は一時103円79銭まで上昇したが、株価が伸び悩んだ事で103円42銭まで下げて取引を終えた。ユーロ・ドルは欧州ヨーロッパ労連がユーロ高牽制を表明した事や独4月IFO業況指数の悪化観測などで1.5954から1.5860まで下落した。米ヘッジファンド筋のユーロ売りも観測された。ユーロ・円はユーロ・ドル下落に連れて163円81銭まで下落したが、株価の上昇に連れて164円74銭まで反発した。
ポンド・ドルは英3月BBA住宅ローン承認件数が予想を下回ったなどで1.9853から一時1.9773まで下落、ドル・スイスは1.0172まで上昇した。

豪ドル・円はロンドン時間の朝方に98円40銭付近に上昇、北米市場でも98円35銭付近まで買われたが、最後は98円05-10銭付近に下げた。この日発表された1-3月期豪消費者物価指数は前年同期比+4.2%の高い伸びを記録、金融市場では5月追加利上げの確率がやや上昇。ロンドン時間の朝方には豪ドル・ドルが1984年3月以来の0.9541まで上昇したが、ユーロ・ドルが伸び悩んだことで一時0.9458まで下落した。NZドル・ドルは一時0.8034まで上昇、NZドル・円はロンドン時間の朝方に82円90銭付近に上昇、その後82円15銭付近に下げたが、北米時間の午後にかけて82円75-80銭付近に戻した。
なお、NZ準備銀行の政策金利(日本時間本日午前6時発表)は予想通り8.25%に据え置かれたが、声明では住宅市場の低迷や企業、消費者部門の景況感の悪化が指摘された。インフレ圧力が緩和されていない事も指摘されているが、市場関係者の間ではNZ準備銀行は景気の情勢判断などで一段と慎重になっているとの見方が増えている。NZドル・ドルは声明発表後に0.7985付近から0.7930付近に下落、NZドル・円は82円55銭付近から82円05銭付近に下げた。

ドル・カナダは一時1.0215まで上昇した。この日発表されたカナダ2月小売売上高が予想外の-0.7%となったことやトロント総合指数の大幅下落(-196.54)が意識されたようだ。1.0150前後でストップロスのドル買いが執行されたとの見方もある。
カナダ中銀は22日に0.5%の追加利下げを発表したが、中銀や加財務相は追加利下げの可能性を示唆している。また、トロント大学はオンタリオ州経済(国内経済の約40%を構成する)のリセッション状態にあると指摘している。
カナダドル・円は一時100円95銭付近まで下げたが、ドル・円が103円台半ばに上昇したことやドル・カナダが1.0165-70付近に下げた関係で101円台後半まで戻した。



   


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