【日銀の1月利上げについて懐疑的な見方】

日銀の1月利上げについて懐疑的な見方、ドル・円は一時119円55銭

2007年01月10日(Wed)
【日銀の1月利上げについて懐疑的な見方】
「日銀の1月利上げについて懐疑的な見方、ドル・円は一時119円55銭」

【9日のNY外為市場概況】
米著名コンサルティング社が日本の政策金利据え置きの可能性を伝えているとの噂でモデルファンド、CTA(商品投資顧問)筋がドル買いを仕掛けており、ドル・円は一時119円55銭まで上昇したが、本邦輸出筋のドル売りや円キャリートレードの手仕舞いに絡んだ円買いなどで119円15銭まで下げ、結局119円35銭前後で引けた。
ユーロ・ドルはストップロスのユーロ売りが執行されており、一時1.2986まで下落、1.3000ドル前後で引けた。ユーロ・円は円キャリートレードの手仕舞いに伴う円買い・ユーロ売りなどで155円01銭まで下落した。
ポンド・ドルはユーロ・ドルの下落に連れて1.9388まで下げ、ドル・スイスは一時1.2433まで上昇した。

豪ドル・ドルは0.7834まで買われたが、主要通貨に対するドル買いが優勢となったことで、その後0.78を下回った。0.7840-50付近では豪ドル売りの興味が散見されているが、米国金利の早期低下期待が後退していることや商品相場に対する弱気な見方も影響しているようだ。
豪ドル・円は93円40銭付近に反発したが、豪ドル・ドルが反落したことによって93円を一時的に下回った。一部の市場関係者はタイ政府が対内投資に対する規制強化を検討していることが豪ドル・ドルの取引にも何らかの影響を与えたのではないか?と指摘している。NZドル・円は82円70銭付近まで上昇、その後も82円台を維持した。ドル・円が119円台に反発したことや債券投資に絡んだNZドル買いの思惑などが対円レートの上昇につながったようだが、日銀が1月も追加利上げを見送るとの思惑が浮上していることも影響したとみられている。

ドル・カナダは昨年1月以来の1.1798まで上昇した。原油価格の低下やカナダ住宅着工件数の伸び悩みなどがドル買い材料となったようだ。市場関係者の間ではカナダ中央銀行が政策金利と声明文を発表する16日まではドル買い・カナダドル売りが続くのではないかとの見方が少なくないようだ。カナダドル・円は101円10-55銭付近で推移した

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