【日本の通貨当局が円安牽制?との見方でクロス円レートが下落】

日本の通貨当局が円安牽制?との見方でクロス円レートが下落

2006年12月22日(Fri)
【日本の通貨当局が円安牽制?との見方でクロス円レートが下落】


「日本の通貨当局が円安牽制?との見方でクロス円レートが下落」
【21日のNY外為市場概況】
この日発表された米7-9月期GDPデフレータ確報値が+1.9%と予想を上回ったことでドル・円は118円53銭まで上昇したが、米12月フィラデルフィア連銀景気指数が-4.3と予想外の結果(予想は+4.0)となったことで118円18銭まで下げており、118円30銭前後で引けた。
ユーロ・ドルは米GDP発表後にストップロスのユーロ売りが執行されており、一時1.3141まで下落したが、フィラデルフィア連銀指数発表後に1.3188まで反発した。ユーロ・円は藤井財務次官が「為替は経済のファンダメンタルズを反映すべき」と発言したことで利食い売りが活発となり、155円60銭まで下落したが、本邦資本筋とみられるユーロ買いが観測されており、155円96銭まで反発した。ポンド・ドルは1.9636まで反発、ドル・スイスは1.2151まで下落した。

豪ドル・ドルは一時0.7826まで下落した。日本の通貨当局(財務省)が過度の円安を懸念しているとの見方で円キャリートレード縮小の思惑が浮上したことが影響したようだ。豪ドル・円は93円付近から92円65銭付近に下落した。なお、豪政府は2010年頃までに減税規模の拡大を検討しているもようで、総額は約520億豪ドルに達する可能性がある。NZドル・円は82円付近に下げたが、ドル・円が下げ止まったことで最後は82円40銭前後に戻した。NZドル・ドルの取引では0.6980以上で短期筋や実需筋のNZドル売り興味が確認されているが、クロス円取引に関係するフローは少ないようだ。

ドル・カナダは1.15640まで反発した。この日発表された10月カナダGDPが横這い(予想は+0.3-0.4%)となったことでドル買い・カナダドル売りが活発となった。カナダクロスの取引でも日本円を含めて複数の通貨に対するカナダドル売りが観測された。カナダドル・円は102円40銭付近に下落した。日本の通貨当局が過度の円安を懸念しており、円キャリートレードが縮小するとの思惑も対円レートの下落につながったものとみられている

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カレンダ
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