金持ち兄さんブログ - 2007/01

金持ち父さんを読んで実際に行動を始めました、一緒にファイナンスインテリジェンスを高めましょう。皆さんも最初の一歩を踏み出してみてください。

2007年01月31日(Wed)▲ページの先頭へ
【先物に振らされる、新興市場は物色の流れに変化】
225平均 17383.42 -106.77/出来高 21億2831万株/売買代金 28794億円
TOPIX 1721.96 -9.64/SP TOPIX 1512.23 -7.31
JASDAQ平均 2207.23 -4.15

「先物に振らされる、新興市場は物色の流れに変化」

 日経平均は3日ぶり反落。106.77円安の17383.42円(出来高概算21億2000万株)と終値ベースでは8営業日ぶりに17400円を割り込んでいる。30日のNY市場が堅調に推移していたことやシカゴ225先物が一時17600円を付けていたこともあり、日経平均は1月25日高値17617.64円突破が期待されていた。しかし、取引開始前のSGX(シンガポール)市場では寄り付き後に急速に値を消す格好となっており、日経平均も前日比変わらず水準でのスタートとなるなど、やや失望につながっている。
また、非公式の外資系動向も13営業日ぶりに売り越しとなっていることもあり、市場全体に目先的な達成感が強まり、利益確定売りの流れを強めていった。 
 前場段階で17400円を割り込んだ日経平均は後場に入ると先物市場での断続的な大口売りの影響を受けて下げを加速し、一時17275.84円と17300円を割り込む場面もみられている。その後は下値支持線として意識されていた25日線レベルをサポートし、先物市場でもパニック的な売りが一巡したとの見方から大引けにかけては下げ幅を縮め、結果的には後場の下落分は吸収している。先物市場では前日にクレディ・スイスによる買いが225先物で約7000枚、TOPIX3600枚と目立っていたため、本日はこの部分の売りが出たのではないかとの見方がされていた。これまでもクレディ・スイスによる大量の売り買いが相場全体に影響を与えていたため、先物市場の影響には警戒して置く必要があろう。

 ただ、アドバンテスト、東京エレクトロンが終日堅調に推移。また、前日利食いに押されていた新日鉄や佐世保、川重、石川島といった鉄鋼、造船株の強さも目立っている。そのほか、利食い優勢となっていたソフトバンクは大引けにかけてプラスに転じているなど、現物市場には実需の買いが入っていると考えられる。決算発表本格化で手掛けづらい中、来週にオプションSQを控えていることもあり、引き続き先物市場の影響を受けそうではあるが、押し目買いスタンスは継続であろう。
なお、新興市場は指数的には小幅な下げにとどまっているが、ミクシィが直近の急伸分を帳消しにしているほか、IPO直後から強い動きをみせていたGCAが一時ストップ安となる半面、時価総額上位の楽天が変わらず、サイバー、ACCESS、DeNAがプラスなど、物色の流れに変化がみられてきている

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【G7会合で円安問題】
「ドル上昇は一服したが、クロス円レートは底堅い動きを続ける」
【30日のNY外為市場概況】
ユーロ圏政府高官筋から「G7会合で円安問題が取り上げられる」との発言が継続しており、ファンド筋のドル売りなどで121円47銭まで下落、121円60銭前後で引けた。ユーロ・ドルは1月米消費者信頼感指数が110.3となったことやユーロ売り・円買いなどによって1.2944まで下落したが、中銀筋などのユーロ買いも観測されており、最後は1.2970前後に戻した。ユーロ・円は、EU財務相会合での円安牽制発言が継続した事を受けたモデルファンド筋などユーロ売りで157円40銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.9602まで下落、ドル・スイスは1.2542まで上昇した。

豪ドル・ドルは0.7701まで下げた。実需筋のドル買い(豪ドル売り)が多少入っていたようだが、米FOMC会合の結果判明前にポジション調整目的とみられる豪ドル売りを実行した向きもいたようだ。米国の利下げ時期が3月以降となる可能性が高まっており、追加利上げの可能性も排除できないとの見方も浮上している。豪ドル・円はロンドン時間の朝方には94円30銭付近に上昇したが、豪ドル・ドルが下げたことや2月のG7会合でユーロ・円相場について議論されるとの理由で93円80銭付近に下げた。
NZドル・円は83円55銭付近に下落した。ファンド筋が豪ドル買い・NZドル売りを実行したもようで、NZドル・ドルが0.68台後半に下げたことが大きく影響したようだ。市場関係者の間ではNZ準備銀行が3月に追加利上げを実施する確率は70%台と想定されており、10-12月期豪CPIが発表された24日頃より豪ドル売り・NZドル買いが続いていた。
なお、本日発表の12月NZ貿易収支は-4.33億NZドルとなり、貿易赤字額は11月と較べて減少した。

ドル・カナダは1.1843まで買われたが、原油先物相場の反発を背景にドル売りが優勢となり、北米市場の午後にかけて1.1790まで下げた。カナダドル・円は一時103円25銭付近に上昇、その後も103円前後で安定した動きを続けた。

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2007年01月22日(Mon)▲ページの先頭へ
【ドル上昇は一服したが、クロス円レートは底堅い動きを続ける】
「ドル上昇は一服したが、クロス円レートは底堅い動きを続ける」
【19日のNY外為市場概況】
米1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報が98.0と予想以上に強い数字となった事を受けてドル・円は121円49銭まで上昇したが、その後は通貨オプション取引に絡んだ防戦売りや輸出筋のドル売りをこなせず、結局121円23銭で引けた。
ユーロ・ドルは一時1.2914まで下落したが、中銀筋のユーロ買いやECB関係者のタカ派的な発言などを背景に1.2972まで反発、1.2960で引けた。ユーロ・円は原油価格の大幅反発が意識され、157円34銭まで反発した。ポンド・ドルは1.9764まで上昇、ドル・スイスは1.2471まで下げた。

豪ドル・ドルは一時0.7901まで上昇した。24日発表予定の10-12月期の豪消費者物価指数は前年同期比+3.2-3.3%と予想されており、物価上昇率は7-9月期の+3.9%を下回ることが確実視されているが、エネルギーや食料品を除いた指数が注目されている。豪ドル・円は95円40銭付近に下げた後に95円80銭付近に上昇した。
NZドル・円は84円台前半で底堅い動きを続けた。NZドル・ドルの上昇は一服となっているが、ドル・円が121円台前半で下げ渋っていることが影響したようだ。NZ準備銀行の政策金利は今回も7.25%で現状維持となる可能性が高いとみられているが、市場関係者の多くは声明内容を注目している。

ドル・カナダは1.1699まで下げたが、最後は1.1725前後に戻した。
エネルギー価格の上昇を背景にドル売りが優勢となる場面も見られたが、短期筋のドル買い興味も散見されており、ドル・カナダは下げ渋った。カナダドル・円は103円60銭付近に上昇したが、ドル・カナダが反発したことで、その後は伸び悩んだ

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2007年01月19日(Fri)▲ページの先頭へ
【米株影響で指数の上値抑えられても、物色意欲、先高観は後退しない】
225平均 17310.44 -60.49/出来高 18億9477万株/売買代金 25495億円
TOPIX 1714.21 -0.96/SP TOPIX 1503.15 -2.03
JASDAQ平均 2191.25 +9.79

「米株影響で指数の上値抑えられても、物色意欲、先高観は後退しない」
 日経平均は反落。60.49円安の17310.44円(出来高概算18億9000万株)で取引を終えている。前日に昨年4月以来の17400円を一時回復したことによる目先的な達成感と、米国市場の下落影響により短期筋の利益確定の流れが先行した。ただ、17300円を中心レンジとした膠着相場が続いたものの先高観は後退しておらず、押し目買いからプラスに転じる場面もみられていた。また、米ハイテク株の下落影響もあり、アドバンテストなど半導体関連や国際優良株一角の下落が指数の上値を抑えている程度であり、調整を悪材料視する向きは限定的であった。

 一方、ノンバンクが全面高となるなど、業績に対する不透明感が根強いとはいえ、相場全体の先高観の強さなどもあり需給妙味の大きい銘柄などは売り方の買い戻す動きが強まっている。また、相対的に出遅れ感が目立っていた新興市場は本日も強い動きをみせており、昨日12月の直近戻り高値を突破していたマザーズ指数は、一気に10月の戻り高値レベルを捉えてきている。東証1部も同様な流れとなり、規模別株価指数は、大型株指数がマイナスとなる半面、小型株指数の上昇が目立っていた。

 週末の調整に関しては、戻り高値更新による達成感や上値の重さを嫌気した失望などもなく、反対に押し目待ちなど先高期待の強さが感じられる。海外勢による買いオーダーも連日散見されているほか、買いオーダーをさばき切れないところもある、との声も聞かれている。利上げ観測が一転して見送りとなった中でも、銀行株への売りも限定的であったことから、先回り的な需給の偏りもなかったと考えられる。個別では信用倍率が1倍台もしくは1倍割れの銘柄も多く需給面からも昨年4月高値突破を意識した先高観を強めると考えられる。

 米ハイテク企業の決算は不透明要因となるが、来週から日本でも決算発表が本格化するため、企業業績を意識した相場展開となる。保守的な見通しに加えて、このところの原油価格の下落によるコスト減などもあり、業績上振れ期待が根強い。しかし、先回り的な動きはそれほどみられていないため、発表後に織り込み済みというよりは、好調が確認された企業への物色は相当強まると考えている。また、ようやく1月のアノマリー的な動きが出てきている新興市場も、マザーズ、ヘラクレスとも昨年末の戻り高値を超えたレベルであり、大幅な下方修正以外は悪材料出尽くしにつながり、出遅れ修正の流れが続くと見ておきたい。米国市場の影響などから国際優良株やハイテク等の調整で日経平均自体の上値は抑えられたとしても、物色意欲、先高観は後退しないとみている。

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【利食い優勢も先高観の強い相場展開が持続】
NYDOW 12567.93 -9.22
NASDAQ 2443.21 -36.21
CME 17340 -40(大証比)
NY円 121.21 +0.63

「利食い優勢も先高観の強い相場展開が持続」

 昨日の日経平均は再編の高まりや企業業績への期待を背景に上昇基調を強め、一時17408.62円と昨年4月21日以来の17400円を回復した。米ハイテク株の下落影響等もあって
か、半導体が軟調に推移しており日経平均の上値を抑えているが、新興市場の強い動きに
刺激された格好からソフトバンクが久しぶりに強い動きをみせて値がさハイテク株の下落
影響を吸収していた。流れとしては日経平均が4月以来の17400円を回復しているが、昨年
来高値である17563.37円が射程圏に入ってきている状況。インテルに続きアップルの下落
など、米ハイテク企業の決算本格化により半導体関連株への影響が警戒されるが、再編を
手掛りにした買い意欲や、来週から本格化する四半期決算への期待感などから全体の物色
意欲は強い。本日のところは週末要因なども重なって利益確定の流れが優勢となりそうだ
が、基本的には先高観の強い相場展開が持続しそうである。 

 また、昨日は直近の造船株に次いで、海運株の強い動きが目立っていたが、郵船、川
船、商船などの信用倍率は1倍を割れている状況である。久しぶりに強い動きをみせていたソフトバンクも1倍割れ寸前など、需給妙味の高い銘柄などには踏み上げ的な動きも強まってくるとみられる。さらに、マザーズ、ヘラクレスともに直近戻り高値を突破してきている。日経平均が昨年来高値を意識する中、相対的な出遅れ感が高まっている状況であり、マザーズ、ヘラクレスとも、まずは昨年10月の戻り高値レベルまでは短期的なターゲットとして意識されそうである

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【日銀の追加利上げ見送りの影響でクロス円レートは総じて上昇】
「日銀の追加利上げ見送りの影響でクロス円レートは総じて上昇」
【18日のNY外為市場概況】
米12月コアCPIが+0.2%(全体では+0.5%)、12月住宅着工件数も予想を上回ったことでドル・円は121円60銭まで買われたが、米国債利回りが低下したことやバーナンキFRB議長が議会証言で米国の財政赤字についての懸念を表明したことが多少意識されており、121円17銭まで下げた。
ユーロ・ドルは1.2897まで下落したが、イランが米軍用艦をミサイル攻撃との噂で1.2970まで反発した。(この噂は否定されている)。ユーロ・円は156円台後半まで下げた後に157円18銭まで上昇した。ポンド・ドルは英中銀MPCのベズリー委員がサービス部門からのインフレ圧力増大の可能性を指摘したことでロンドン市場では1.9780まで上昇、ドル・スイスはユーロ・ドルの反発をにらんで1.2466まで下落した。

豪ドル・ドルは0.7898まで上昇した。日銀が追加利上げを見送ったことで主要通貨に対する円売りが活発となり、豪ドル・円の取引でも新たな豪ドル買いが観測された。また、バーナンキFRB議長が議会証言で社会保障や医療に関するコスト上昇によって米国の財政事情が将来的に危機的な状況となるリスクを指摘しており、豪ドル・ドルも堅調に推移した。豪ドル・円は95円75銭付近に上昇した。NZドル・円は84円45銭付近に上昇した。日銀が利上げ見送りを正式に発表した後にNZドル買い・円売りのフローが散見されたが、2月の会合でも利上げ実施は難しいとの見方があることも対円レートに上昇を促す一因となった。1月25日に発表されるNZ準備銀行の政策金利は7.25%で現状維持となる可能性が高いとみられているが、原油価格の低下が一服すれば、全体の物価上昇率が高止まりする可能性もあり、利上げ見送りでもNZドル売りにはつながらないとの見方が増えている。

ドル・カナダは1.1773まで買われたが、バーナンキFRB議長の議会証言内容を意識したドル売りによって1.1714まで下げた。ただ、原油価格の低下をにらんで1.17台前半ではドル買いが多くみられた。カナダドル・円は103円50銭付近に上昇した。日銀の追加利上げ見送りでドル・円が121円台に上昇したことが主な要因だが、カナダドル・円の取引で特に目立った動きは確認されなかったようだ

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2007年01月18日(Thu)▲ページの先頭へ
【先高観の強い相場展開が持続】
225平均 17370.93 +109.58/出来高 23億57万株/売買代金 28268億円
TOPIX 1715.17 +8.41/SP TOPIX 1505.18 +6.30
JASDAQ平均 2181.46 +15.18

「先高観の強い相場展開が持続」

 日経平均は続伸。109.58円高の17370.93円(出来高概算23億株)で取引を終えている。米国市場の下落影響などもあり、売りが先行した日経平均であったが、その後は再編の高まりや企業業績への期待を背景に上昇基調を強め、日経平均は一時17408.62円と、1月4日の戻り高値を突破し、昨年4月21日以来の17400円を回復している。政策決定会合後の金融政策発表を前に、利上げ見送り観測がコンセンサスとなっており、重要イベント通過によるアク抜け後の上昇を先回りした動きとなっている。インテルの下落影響等もあってか、アドバンテストなど値がさ半導体が軟調に推移しており日経平均の上値を抑えているが、新興市場の強い動きに刺激された格好からソフトバンクが久しぶりに強い動きをみせて下落影響を吸収している。

 日経平均が4月以来の17400円を回復しているが、いよいよ昨年来高値である17563.37円が射程圏に入ってきている。利上げ見送りは銀行株にとってはマイナスインパクトが警戒されていたが、メガバンクの一角が小安いほかは、地銀株などは軒並み上昇している。米ハイテク企業の決算本格化により半導体関連株への影響が警戒されるが、再編を手掛りにした買い意欲や、来週から本格化する四半期決算への期待感などから全体の物色意欲は強く、先高観の強い相場展開が持続しそうである。 

 また、前日の造船株に次いで、本日は海運株の強い動きが目立っていたが、郵船、川船、商船などの信用倍率は1倍を割れている状況である。ソフトバンクも1倍割れ寸前など、需給妙味の高い銘柄などには踏み上げ的な動きも強まってくるとみられる。さらに、マザーズ、ヘラクレスともに直近戻り高値を突破してきている。
ライブドア・ショックから1年が通過し、日経平均が昨年来高値を意識する中、相対的な出遅れ感が高まっている状況であり、まずは昨年10月の戻り高値レベルまでは短期的なターゲットとして意識されそうである

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【膠着感を強める公算】
NYDOW 12577.15 -5.44
NASDAQ 2479.42 -18.36
CME 17225 -45(大証比)
NY円 120.58 -0.04

「膠着感を強める公算」 

 前日17日の日本株市場は朝方こそ米インテルの時間外取引での軟調推移や日銀金融政策決定会合での利上げ見送り観測が嫌気されたが、17000円割れ目前では欧州投資家による資金流入観測から急反発。日経平均株価は乱高下の末に58.89円高の17261.35円で取引終了。本日の日銀金融政策決定会合での利上げ見送り観測はより濃厚となっており、上値の重い展開が想定される。PERでは過熱感も指摘されており、当面は足元の収益環境も見極めたいところであろう。前日も日経平均が1月4日高値17379円を目前にとらえながら、結局戻り高値を更新するには至らなかったのも、こうしたセンチメントの表れとみている。その意味ではここから先の方向性は今後日米で本格化する決算動向に強く左右されやすく、当面の相場は膠着感を強める公算があろう。テクニカル面では日経平均株価が1月4日高値17379円を奪回できるかが焦点となり、これが達成できれば膠着感を残しつつも11日安値16758円までの下げを倍返しで上げる18000円が意識される。

 一方、2部指数、新興3指数などが底打ちを期待させる動きをみせている点にも注目したい。昨年もこうした期待が芽生えては肩透かしを食らわせ続けた経緯から慎重にみる必要はあるが、ライブドア・ショックから1年が過ぎ、季節性からも動きやすい時期を迎えている。今年の相場を占う意味では個人投資家の市場回帰は不可欠とみられており、期待を込めて注目となろう

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【一部米経済指標内容を意識したドル買いでドル・円は下げ渋る】
「一部米経済指標内容を意識したドル買いでドル・円は下げ渋る」
【17日のNY外為市場概況】
11月対米長期証券投資の買い越し額が減少(684億ドル)したことを理由にドル・円は120円50銭まで売られたが、米12月鉱工業生産や1月NAHB住宅建設業者指数が予想を上回ったことや米地区連銀経済報告の内容が意識されており、結局120円65銭前後に戻した。
ユーロ・ドルは一時1.2897まで下落したが、ドイツが07年GDP見通しを引き上げるとの観測で1.2951まで反発、1.2935前後で引けた。ユーロ・円は155円63銭まで下落した後に156円22銭まで反発した。
ポンド・ドルは英中銀の追加利上げの余地ありとの見方で1.9724まで上昇、ドル・スイスは1.2454まで下落した。

豪ドル・ドルは0.7872まで上昇した。豪有力民間調査機関の景気先行指数が強い数字となっており、豪準備銀行が2月に追加利上げを実施する可能性も高まっていることが意識されたようだ。0.7880以上には利食い売りの興味が残されているようだが、豪ドル売りにつながる特別な材料がないため、下げ渋っている。ビクトリア州で大規模な山火事が発生しており、この影響を注視する向きもいるが、現時点では豪ドル売りの材料とみなされていない。
豪ドル・円は94円95銭付近に上昇した。日銀が1月も追加利上げを見送る公算であることが対円レートの上昇につながっているようだ。
NZドル・円は一時83円20銭付近に下げた。10-12月期のNZ消費者物価指数が前期比マイナスとなったことで1月25日発表のNZ準備銀行の政策金利は7.25%で現状維持となる可能性が高いとの見方が広がった。ただ、NZ企業の買収観測や企業信頼感の改善傾向などがNZドル・ドルを下支えしており、NZドル・円も83円60銭付近に反発した。

ドル・カナダは1.1765まで買われた後に1.1730付近に下げた。原油価格が下げ渋ったことや1.18付近で実需筋のドル売り興味が観測されており、ドル反発を抑制したようだ。カナダドル・円は日銀が1月も追加利上げを見送る公算であることが意識されており、102円95銭付近に上昇した。

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2007年01月17日(Wed)▲ページの先頭へ
【短期資金は新興市場や鉄鋼、造船、ミニ日経先物へ】
225平均 17261.35 +58.89/出来高 21億9948万株/売買代金 25945億円
TOPIX 1706.76 +3.22/SP TOPIX 1498.88 +3.13
JASDAQ平均 2166.28 +7.74

「短期資金は新興市場や鉄鋼、造船、ミニ日経先物へ」

 日経平均は反発。58.89円高の17261.35円(出来高概算22億株)で取引を終えている。16日の米国市場でナスダックが下落していたことや、インテルの時間外の下げなどが嫌気されたほか、日銀による追加利上げ観測が一転して利上げ見送り論が浮上したことなどが手控えムードを強めた。これにより国際優良株、ハイテクのほか利上げを手掛りにしていた銀行株も利食い優勢の流れが強まった。また、先物市場での大口売りオーダーの観測なども下げにつながった感はある。

 これにより日経平均は前場半ばに一時17002.67円と17000円割れ寸前まで値を下げる場面をみせている。ただし、先物市場での売り一巡などもあり、その後は押し目買い意欲の強さから下げ渋りをみせている。後場に入ると、昼のバスケットが買い決め優勢であったこともあって、下げ幅を縮めプラスに転じている。また、前場段階で若干ながらショートポジションに傾いていたことや先物市場では前場から一転、大口買いが断続的に入ったことで一時17300円を回復している。大引けにかけては1月4日の戻り高値を前に上値の重さが意識されて上げ幅を縮めているが、終値ベースでは1月4日以来の水準となる

 ゴールドマン・サックスによるポジティブなレポートが手掛りとなり、不動産株が軒並み上昇して業種平均でも上昇率トップ。UBSによるカバレッジが伝えられていた建設株も全面高となっている。そのほか、造船、鉄鋼株などの強い動きが目立っている。一方、アドバンテスト、ソニー、キヤノンといった国際優良株が軟調。利上げ後退から地銀株の下げが目立っている。そのほか、政策決定会合という重要イベントを控えて全体としての方向感は掴みづらい中、相対的な出遅れ感の強い新興市場の中小型株での、値幅取りの動きが強まっていた。 

 一転して利上げ見送り論が強まっているが、政策決定会合での結果を見極めたいとする流れから、引き続き方向感が掴みづらいと考えられる。また、今晩の米国市場ではインテル決算の影響やアップル、ソニー・エリクソンなど他のハイテク決算も控えているため、米国市場の影響も受けそうである。そのため、短期値幅取りを狙った資金は新興市場の中小型株や流動性の観点から鉄鋼、造船といったところへ向かいやすいと考えられる。また、同じく流動性に加えて値動きの良さから、ミニ日経先物などへも資金が向かうことになろう

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【重要イベントにより方向感定まらず、中小型株へシフトも】
NYDOW 12582.59 +26.51
NASDAQ 2497.78 -5.04
CME 17235 -15(大証比)
NY円 120.62 +0.30

「重要イベントにより方向感定まらず、中小型株へシフトも」

昨日の日経平均は小反落。電子部品、銀行、鉄鋼株などの強い動きを背景に一時17287.96
円まで上昇する場面をみせていたが、政策決定会合での利上げ実施を見極めたいとする流
れが強まり、方向感の定まらない状況であった。日経平均へのインパクトではアドバンテ
スト、太陽電、ミツミなどハイテクの一角がプラスに作用した一方、KDDIの下げや、
キヤノンなど国際優良株、薬品や小売の一角の下げが影響している。ゴールドマン・サッ
クスによる格上げをきっかけに、電子部品株が軒並み上昇したが、その多くは信用倍率1倍割れといった需給妙味の高い銘柄である。電子部品株の上昇は、今後、他の需給妙味の高い銘柄への踏み上げへ波及する可能性がありそうだ。

また、日銀による追加利上げ実施への見方が高まるなか、昨晩には利上げ論の見送りが浮
上してきている。様子見ムードが強まる可能性があり、銀行株などは手掛けづらくなりそ
うであるが、三菱UFJによる株式10分割検討を背景に、強弱感は対立しそうである。そ
のほか、米インテルが時間外で冴えない値動きとなっているため、これがハイテク株の上
値を抑える要因となりそうだが、需給が大きくロングに傾いている状況ではないため、影
響は限定的と考えられる。全体としては重要イベントにより方向感が定まらない状況であ
り、短期資金などは新興市場の中小型株などへシフトしやすいと考えられる

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【複数メディアが日銀利上げ見送りの可能性を報じる】
「複数メディアが日銀利上げ見送りの可能性を報じる」
【16日のNY外為市場概況】
日本の複数のメディアが「日銀は1月利上げ見送りの方向で最終調整」と伝えた事を受けてドル・円は120円77銭まで上昇したが、米議会建物に避難命令が発令されたとの報道で120円47銭まで売られたが、大事には至らず、結局120円70銭前後に戻して引けた。
ユーロ・ドルはユーロクロスのユーロ売りなどの影響で1.2908まで下落、安値圏の1.2915前後で引けた。ユーロ・円は日本の追加利上げ観測後退で一時156円33銭まで上昇したが、円キャリートレードの手仕舞いに伴う円買いが観測されており、155円73銭まで下げた。
ポンド・ドルは12月消費者物価指数が+3.0%の高い伸びとなったことでロンドン市場で1.9710まで買われたが、その後1.9591まで下落、ドル・スイスはユーロ・ドルの下落をにらんで1.2498まで上昇した。

豪ドル・ドルは0.7854まで上昇したが、0.78台後半で利食い売りの興味が残されており、その後0.78台前半に下げた。豪ドル・円は94円70銭付近に上昇したが、豪ドル・ドルが下げたことで94円35銭付近に下落。一部で日銀が18日の会合で追加利上げを見送る方向であることが伝えられたが、会合の結果判明までは豪ドル・円の取引を手控えるところも多い。NZドル・円は一時84円15銭付近に上昇した。日銀が1月も追加利上げを見送る方向であるとの一部報道が意識されたようだが、日本時間の本日早朝発表の10-12月期NZ消費者物価指数が前年同期比+2.6%の伸びにとどまったことでNZドルが売られており、対円レートも一時83円35銭付近に下げた。NZドル・ドルは0.6955付近から0.6902付近に下げている。

ドル・カナダは1.1776まで反発。この日はカナダ中央銀行が政策金利を発表、4.25%で現状維持が決まったが、当面は政策金利が変更される可能性が低いことや原油価格が低下傾向にあることなどを理由に短期筋、ファンド勢がドルを買い戻したようだ。
カナダドル・円は一時103円40-45銭付近に上昇したが、カナダ中銀が政策金利を発表した後に102円45銭付近に下げる場面もあった。

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2007年01月16日(Tue)▲ページの先頭へ
【需給妙味の高い銘柄の踏み上げも】
225平均 17202.46 -7.46/出来高 19億4380万株/売買代金 22776億円
TOPIX 1703.54 -1.04/SP TOPIX 1495.75 -2.49
JASDAQ平均 2158.54 +7.49

需給妙味の高い銘柄の踏み上げも」

日経平均は小反落。7.46円安の17202.46円(出来高概算19億4000万株)で取引を終えている。米国市場が休場となり手掛り材料に欠けるなか、利食い優勢では始まった日経平均はその後、電子部品、銀行、鉄鋼株などの強い動きを背景に一時17287.96円まで上昇する場面をみせていた。ただ、17−18日の政策決定会合での利上げ実施を見極めたいとする流れが強まり、次第に膠着感を強めていった。

後場に入ると利益確定の動きから銀行株の一角が下げに転じているほか、国際優良株にも値を下げるものが目立った。また、鉄鋼株も上げ幅を縮めるなど、利食いの動きが強まっていた。指数インパクトではアドバンテスト、太陽電、ミツミなどハイテクの一角がプラスに作用した一方、ソフトバンクの「ホワイトプラン」開始による顧客流出が警戒されたKDDIの下げや、キヤノンなど国際優良株、薬品や小売の一角の下げが影響している。 結果的に日経平均はマイナスとなったが、値上がり数は過半数を占めている。また、ゴールドマン・サックスによる格上げをきっかけに、ミツミ、太陽電など電子部品株が軒並み上昇したが、その多くは信用倍率1倍割れといった需給妙味の高い銘柄である。本日の電子部品株の上昇は、今後、他の需給妙味の高い銘柄への踏み上げへ波及する可能性がありそうだ。

また、日銀による追加利上げ実施への見方が高まるなか、銀行株の多くが利食いに押されていたが、結果を見極めたいとする利食いの動きは当然であり、今後は利上げ実施待ちといったところであろう。そのほか、米インテルの決算を控えていることも、ポジションを軽めにする流れにつながった面もあると考えられる。米国市場およびインテルの決算次第で再び物色意欲を高めることが期待される

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【再編期待を中心に、利上げ、出遅れセクターの循環物色】
NYDOW  キング牧師誕生日のため休場
NASDAQ
CME
NY円

「再編期待を中心に、利上げ、出遅れセクターの循環物色」

17-18日の政策決定会合を見極めたいとする向きもあり、直近上昇による利食いの動きも
考えられるが、一方では利上げが実施されれば、しばらく日銀は様子見に転じるため、そ
の“悪材料”出尽くしに向けて「下がれば買い」との見方(市場のムード好転)となって
いる。また、再編期待では東海東京と山口FGとの業務提携は系列などを超えた再編の広
がりを期待させている。

国際優良株など先駆銘柄は堅調ながら高止まりしているが、もともと個人投資家の参加し
づらいエリアであったため問題はない。半面、銀行、証券、化学といった出遅れ感の強い
セクターが切り返していることは、市場心理を明るくさせよう。また、米国市場では休場
明けの16日のインテルを皮切りにハイテク企業の決算発表が本格化する。新ウィンドウズ
「ビスタ」の発売などもあり、ハイテク株の動向も注目される。そのほか、昨日後場に入
り切り返しをみせていた新日鉄など鉄鋼株のリバウンドの動きも期待されよう

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【一部で日銀追加利上げには懐疑的な見方、クロス円レート上昇】
「一部で日銀追加利上げには懐疑的な見方、クロス円レート上昇」

【15日のロンドン外為市場概況】
ユーロ、ポンドなどに対する欧州勢の円売りが優勢となり、ユーロ・円一時156円11銭まで上昇、ポンド・円は237円付近まで上昇した。日銀が1月も追加利上げを見送るとの思惑で欧州勢が円売りを仕掛けたようだ。ドル・円はクロス円レートの上昇に連れて120円61銭まで上昇。また、12月英生産者物価指数が予想を上回ったことや英住宅価格の上昇などを理由にポンドが買われており、ポンド・ドルは1.9669まで買われており、ユーロ・ポンドは0.6577まで下落した。
ユーロ・ドルは1.2954まで上昇した後に1.2929まで下落、ドル・スイスは一時1.2498まで上昇した。

豪ドル・ドルはロンドン時間の朝方に0.7859まで上昇したが、その後は伸び悩んだ。昨日は米国が祝日となっていた関係でロンドン市場でも豪ドル・ドルの取引は活発ではなかった。ただ、一部の短期筋などが主要通貨に対する円売りを進めており、豪ドル・円の取引でも豪ドル買いが散見された。なお、豪政府はアジア16ヶ国で構成される自由貿易圏に
参加を表明している。豪ドル・円は一時94円65銭付近に上昇したが、その後は主に94円台前半で推移した。NZドル・円は日本時間早朝に83円95銭付近に上昇した。本日発表された
NZIER12月期企業景況感調査によると景気悪化を予測する企業の割合が9月期の24%から12月期が5%に大きく低下していることが材料視された。また、今後1年間で設備投資等を拡大する企業の割合も9月期より増加。NZドル・ドルは0.6940付近から0.6970付近に上昇した。

ドル・カナダは1.1660まで下落した。米国景気についての楽観的な見方が広がっており、短期筋がカナダドル売りポジションを縮小しているようだ。カナダドル・円の取引でもカナダドル買いのフローが多少入っていたもよう。日銀が18日に利上げを実施する可能性が高いとみられているが、対円の取引では円売りがやや優勢となっている。
カナダドル・円は一時103円30銭付近に上昇、その後も103円台で推移している。なお、本日はカナダ中央銀行が政策金利を発表するが、現状維持の4.25%が確実視されており、声明内容が注目されている

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2007年01月15日(Mon)▲ページの先頭へ
【利上げ、再編、出遅れ、といったテーマを基本に】
225平均 17209.92 +152.91/出来高 19億8万株/売買代金 24627億円
TOPIX 1704.58 +19.31/SP TOPIX 1498.24 +15.34
JASDAQ平均 2151.05 +5.22

「利上げ、再編、出遅れ、といったテーマを基本に」

日経平均は続伸。152.91円高の17209.92円(出来高概算19億株)と終値ベースでは4営業日ぶりに17200円を回復している。米国市場でのNYダウの連日最高値更新、ナスダックの6年ぶり高値水準を好感する格好から、買い先行スタートとなった。また、寄り前に発表された11月の機械受注がほぼ予想通りであったことも買い安心感につながったようだ。これにより日経平均は一時17273.58円と、上げ幅は200円を超える場面もみられている。ただ、政策決定会合での金融政策を見極めたいとする流れや、今晩のNY市場がキング牧師の誕生日の祝日で休場となることもあり、その後は17200円レベルでの膠着感の強い相場展開が続いていた。

 17-18日の日銀政策決定会合を控え追加利上げ観測が高まるなか、銀行株が終日強含みの展開。再編期待から証券株も軒並み値を上げているほか、相対的に出遅れ感の強まっていた化学株も出直りの動きが目立っていた。そのほか、ソニーや京セラ、トヨタなどの国際優良株の一角が堅調に推移。さらに利食いの動きが続いていた新日鉄など鉄鋼株も後場半ばから見直す動きが強まっていた。これにより東証1部の騰落銘柄は、値上がりが1400を超えており、全体の8割を超えている。

 みずほFGの90万円回復、三井住友のボックスレンジ上放れなどの動きから、政策決定会合での追加利上げを織り込む流れとなっている。米国市場が休場となるため積極的に上値を買いにいく向きは限定的ながら、一方で下を売り込む動きにもならず、明日も指数的には膠着感の強い相場展開となろう。ただし物色意欲は強く、利上げ、再編、出遅れ、といったテーマを基本に短期値幅取りの動きが活発化しそうである。国際優良株など先駆銘柄は堅調ながら高止まりしているが、もともと個人投資家の参加しづらいエリアであったため問題はない。半面、銀行、証券、化学といった出遅れ感の強いセクターが切り返していることは、市場心理を明るくさせよう

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【政策決定会合控え方向感の掴みづらい展開】
NYDOW 12556.08 +41.10
NASDAQ 2502.82 +17.97
CME 17165 +85(大証比)
NY円 120.32 -0.06

「政策決定会合控え方向感の掴みづらい展開」
 NY市場の強い動きを引き継いだ格好からのスタートが期待されるが、17-18日
の政策決定会合で利上げが実施されるかが注目されることになるため、方向感の掴みづ
らい展開となりそうである。日銀の地域経済報告では、全国を9つに分けた地域別すべてで景気は「拡大」や「回復」の動きが続いていると分析。そのため、政策決定会合での利上げ実施の見方が高まっている。ただ、自民幹事長などがけん制しているほか、寄り前に予定されている機械受注の内容次第などで見方が分かれる可能性もあり、銀行株などには思惑的な資金が交錯しそうである。また、15日はキング牧師誕生日による祝日となるが、翌16日のインテルを皮切りにハイテク企業の決算発表が本格化する。米ハイテク決算を受けて出遅れハイテク物色が強まるようだと、日経平均の押し上げ要因となりそうだ。さらに、月末にはマイクロソフトの新OS「ビスタ」の日本発売を控え、ハイテク株への材料が続く。

 国際優良株、鉄鋼などの先駆株については、利食いの動きはしばらく継続する可能性があると考えられるため、利上げ観測を手掛りにした銀行を中心とした内需セクターと、ハイテク株といった出遅れ物色の流れを基本ベースとして考えておきたい。そのほ
か、カナダの投資ファンドによる日興株取得により証券業界再編を手掛りにした思惑的な動きや、鳥インフルエンザ関連、NY原油先物のリバウンドを背景にエネルギーセクターなどへの物色もみられそう。また、先週末に動意をみせてきた新興市場、特にマザーズ市場銘柄への物色妙味も高まっているとみている

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【日銀追加利上げ観測】
「日本の通貨当局は120円を超えるドル高は容認しないとの噂も」
「日銀追加利上げ観測・ドル・円は120円65銭→120円16銭」
【12日のNY外為市場概況】
米12月小売売上高が前月比+0.9%(自動車を除くと+1.0%)の高い伸びを記録したことや米12月輸入物価指数の上昇などを背景にドル・円は一時120円65銭まで上昇したが、「日銀は利上げ実施の方向に傾いている」とする一部報道や利食いのドル売りによって120円16銭まで反落、120円30銭で引けた。
ユーロ・ドルは1.2865まで下落したが、中東中銀のユーロ買いや通貨オプション取引に絡んだユーロ買いなどで1.2945まで反発、1.2923で引けた。ユーロ・円は155円18銭まで下落した後に155円75銭まで反発。ポンド・ドルは1.9607まで上昇、ドル・スイスは1.2447まで下落した。
豪ドル・ドルは0.7839まで上昇した。ユーロ・ドルやポンド・ドルが下げ止まったことや実需筋の豪ドル買い興味が0.78以下に控えているとの見方が多い。豪ドル・円の取引でも93円台後半で豪ドル買いのフローが多少入っていたもよう。豪ドル・円は94円30銭付近に上昇した。
NZドル・円は83円40銭付近に上昇したが、日銀の追加利上げ観測を背景に83円台では短期筋の利食い売りが散見されており、最後は伸び悩んだ。NZドル・ドルの取引でも0.6920-30付近で実需筋などのNZドル売り興味が残されているようだ。

ドル・カナダは1.1684まで下落した。米12月小売売上高が予想を上回ったことやエネルギーセクターの株価上昇などが材料視されたようだ。米国の金利低下時期の先送り観測がカナダクロスの下支え要因となっている。カナダドル・円は一時103円銭付近に上昇、その後も102円台後半で堅調に推移した

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2007年01月11日(Thu)▲ページの先頭へ
【物色の柱が無いなかでは先物に振らされる】
225平均 16838.17 -104.23/出来高 20億7004万株/売買代金 24037億円
TOPIX 1656.72 -6.28/SP TOPIX 1456.03 -6.34
JASDAQ平均 2134.35 -1.04

「物色の柱が無いなかでは先物に振らされる」

 日経平均は続落。104.23円安の16838.17円(出来高概算20億7000万株)で取引を終えている。前日の急反落による過熱感の後退と、警戒されていた米国市場が上昇したこともあり、テクニカルリバウンドをみせた日経平均も寄り付き直後に17000円を回復した後は膠着感の強い相場展開となった。前場段階ではサポートと意識されていた25日線をキープしていたが、オプションSQを明日に控え様子見ムードが高まる中、後場に入ると先物市場での断続的な大口売りなどに押され、同線を割り込んでいる。

 シティの撤退など貸金業法案の影響を改めて懸念する流れからノンバンクが下落しているほか、不動産、通信株などが軟調。比較的堅調に推移していた銀行株も冴えない展開となっている。また、再編期待から昨日上昇していた証券株は利食いに押され、昨年末から人気化していた橋りょう株も値を消している。一方、好業績を評価する流れから任天堂が終日強い動きをみせており、ミツミなど関連銘柄への波及効果がみられている。また、クレディ・スイスによるセクター判断の引き上げを手掛りに、紙・パルプ株の一角もしっかり。

 結果的には25日線を下回ってしまったが、一昨日の急伸によってややロングに傾いた処もあり、オプションSQを控えて先物主導の展開が想定されていたため、嫌気されるというよりは調整の一環との見方であろう。反対に任天堂など好業績を評価した流れなどは物色意欲の強さを感じる。ただ、証券株の持続が見られなかったほか、橋りょう株への短期資金は低位建設株へシフトしたとの見方もあるなど、値ごろ感からの売買が中心であるためか資金の動きも早く、明確な物色の柱が無いなかでは、先物などの動きに振らされる展開が続きそうである。理想としては国際優良株など先駆株が一服する中、利上げ観測から大手銀行株を中心として出遅れ物色が望ましいが

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【過熱感後退も先物主導になりやすく押し目狙い】
NYDOW 12442.16 +25.56
NASDAQ 2459.33 +15.50
CME 17000 +50(大証比)
NY円 119.61 +0.24

「過熱感後退も先物主導になりやすく押し目狙い」

 10日のNY市場は上昇。ダウは25.56ドル高の12442.16、ナスダックは15.50ポイント
高の2459.33で取引を終了した。原油価格の下落などを背景にエネルギー関連が軟調に推
移し指数を押し下げていたが、その後は来週から本格化する10-12月決算に期待が高まる
ことで緩やかに上昇に転じた。セクター別では、半導体・同製造装置や不動産が上昇した
一方、運輸やエネルギーが軟調。昨日「iフォン」を発表したアップルはアナリストが相次いで好意的な見解を示したことで最高値を更新。シカゴ225先物は大証比50円高の17000
円。ADRの日本株はTDK、アドバンテスト、トヨタ、HOYA、キヤノン、三菱UF
J、三井住友など対東証比較(1ドル119.61円換算)で全般しっかり。

 昨日の日経平均は急反落となり、終値ベースでは昨年12月19日以来の17000円を割り込
んだ。前日のリバウンドから一転、利食い優勢のスタートとなり、前日の上昇分を打ち消
す格好となる銘柄が多くみられていた。一方、みずほ証と新光証の合併合意を受けて業界
再編を手掛りに証券各社が軒並み値を上げているほか、ソフトバンクが終日堅調、任天堂
の業績修正を受けて関連銘柄への思惑買いも目立つなど物色意欲は強い。

 昨日は先物市場での断続的な大口売りの影響もあったほかアジア市場が軒並み下げてお
り、米国市場への影響を警戒する流れから押し目買い意欲を後退させた面もあったと考え
られる。ただ、ロンドン、フランクフルト株式はほぼ全面安商状となっているが、警戒さ
れていた米国市場は売り先行後に切り返しをみせている。日経平均は25日線レベルまでの
スピード調整によって過熱感も後退しているため、押し目買い意欲が高まる可能性はあり
そうだ。

 昨日の大幅下落によってやや需給不安が高まったとみられるが、それでも証券の合併な
ど、再編の流れは広がりをみせており、これを手掛りにした物色意欲も強いと考えられ
る。国際優良株など先駆していた銘柄への利食いの動きは今しばらく続いたとしても、
17-18日の政策決定会合を控えて銀行を中心とした内需関連へは押し目買いスタンス継続
であろう。25日線をサポートしているが、週末のオプションSQを控え、先物主導の展開
になりやすい面もあるため、若干のイレギュラー的な下げを想定しておく必要はありそう
だが、ショートポジションというよりは押し目狙いである

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【日本の通貨当局は120円を超えるドル高は容認しないとの噂も】
「日本の通貨当局は120円を超えるドル高は容認しないとの噂も」
【10日のNY外為市場概況】
11月米貿易赤字が予想以上に縮小した(-582億ドル)事でドルが全面高となった。ドル・円はストップロスのドル買いなどで一時119円78銭まで上昇した。ただ、119円80銭以上では通貨オプション取引に絡んだドル売りが多いとの見方や日本の財務省が120円を超えるドル高は容認しないとの噂が流れたことでドル上昇は一服、結局119円60銭前後で引けた。ユーロ・ドルは1.3ドルを突破できなかったことでユーロ売りが優勢となり、一時1.2931まで下落、ほぼ安値で引けた。ユーロ・円は原油などの商品相場の下落をにらんで154円54銭まで下落した。ポンド・ドルは1.9317まで下落、ドル・スイスは1.2480まで上昇した。

豪ドル・ドルは0.7760まで下げた。この日は11月豪貿易収支が発表されたが、貿易赤字額が予想を多少上回ったことやユーロ、ポンドなどの下落などが意識されたようだ。米系短期筋などは投資資金の一部を本国に戻しているとの見方もある。また、翌日発表される12月豪雇用統計で雇用者数が前月比横這いかマイナスとなるとの思惑も豪ドル売りにつな
がったようだ。豪ドル・円は93円前後で小動きとなった。NZドル・円は一時82円05銭付近まで下落、その後も82円台前半で推移した。短期筋、ファンド勢のNZドル売り・ドル買いが続いていることやベネズエラの株価指数、通貨の大幅下落などが嫌気された可能性も指摘されている。

ドル・カナダは1.1738まで下落した。11月のカナダ建築許可金額が過去最高となったことや新築住宅価格の上昇が続いていることなどがカナダドル相場を下支えした。ユーロ、ポンドに対するカナダドル買いも散見された。カナダドル・円はドル・円が119円台後半に上昇した影響もあり、北米時間の夕方にかけて101円90銭付近に上昇した

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